『違国日記』(2024)
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。他人と一緒に暮らすことに…
現代っぽくさっぱりふわふわと人間関係が好転していく作品だった。
ガッキーの手を見ると、ちゃんと生活して時を重ねているのだなと感じる。夏帆の化け様も、思春期の子どもに期待する純真さを体現する朝役の子も…
1人の人間をいろんな人間の視点から見た時どこまで同じ印象の人間になるのだろう?
自分に嫌なことを言う姉
優しいと思う母親
どっちも同じ人間だけど行動も性格も人によって異なっていく
この作品はそんな…
思春期の不安や虚勢、イライラ、周りとの距離感の測り方とか未熟な思い出が蘇るようでした。
しっかり黒歴史も詰んででゔああぁ〜ってなります。
学生の時は親や先生なんかのいわゆる教育者以外の大人と接するこ…
医学部不正入試をありえない別の差別にすり替えたり、かさまちくんに対するまきおの感じを弱々しくさせたり、納得いかなかった。
原作はそれぞれの登場人物の、世界と対峙した時にとげとげして、ぎくしゃくを生…
©2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会