春をかさねての作品情報・感想・評価

『春をかさねて』に投稿された感想・評価

5loth
3.0
友達との小さな齟齬。舞台が震災後であるからということではなく、画面に映ったその感情にまったく嘘がないことに驚いた。それを劇映画として掬いとったことに感嘆する。
suke
3.5
撮ることと撮られること、語ることと語らせられること、語らせることといった記録の相互作用の生々しい反響みたいなものが、作品から感じるある種の迷いや確かめながら進むような印象から感じられる。

こどもは、大人が求めることを敏感に感じ取ってそのように振る舞ってしまうことがある。大人が弱ってしまった時には特にそうなのかもしれない。自分でも気付かず、甘えたり泣いたりしたい気持ちにフタをして日々を…

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2024年取りこぼし分②

真っ直ぐで衒いがなく実感の伴った映画だから強い。

【一番好きなシーン】
ここではないどこかに学校がまだあって、そこにまだみんな通ってる気がする、という彼女の言葉に対する…

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ぼ
-
ボランティアの大学生への恋心とか、マスコミ対応へのストレスとか、想像したこともなかったリアリティに圧倒された
3.2
あなたにとっての春を、誰かにとっての春に向けてかさねあわせる、その必然性を生むことはとても難しい(という当たり前のことを)。素朴さと相まって朽ちてゆく。
Moomin
4.0

もうこれ以上嫌な思いをしなくていい

東日本大震災 被災者の目線で描く震災後の物語

学生映画の延長線上にある
若くして被災した監督自身の経験を元に、当時の言葉にならない思いをフィクションに乗せて

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矢吹
3.9

鑑賞直後もぎたて生メモ回路
とは名ばかりのシンプル怠惰202410

立派な人。になると思ってた。

もういいよね、私たち。
話したいことがたくさんあるんだ。

想いをそこにもう一度のせる画面。
あ…

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3.0
あのとき、当事者意識みたいなことを考えたりしたけれど、実際の当事者の方が見られる意識みたいなの背負っていたのかと。

助監督に山中監督の文字があった。そういえば、日芸の作品だ。

同じ姉妹を亡くした2人の女の子でも、その死を受け入れて生きていくことへの葛藤と感情が異なることが描かれてて、どちらの気持ちも、同じ境遇にならないと分からないものだとは思うけど、納得できるものだった。…

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