イ・チャンドンは「目に見えないもの」を一貫として作品にとり込む。今作は宗教。主人公をとことん追い込んで、宗教に傾倒させる。その先に、何があるのか。他の作品でも感じたが、まるで作りながら主人公がどうな…
>>続きを読む神によって救われなかったし救いようがないし、それでも人は生かされ生きるしかないのである。ジョンチャンの存在が神的というか、無条件の奉仕で説教も審判もしない彼の存在が大きかった。
カンヌで女優賞をと…
とてもいいものを観た
まだある、まだある、が続いて5時間くらいに感じた。場面場面で感じるものが重すぎる、、
何度も、早く楽になっちゃってよ、なんて思っちゃったけどそれでも生かし続け、赦すことを求め…
信仰によってはじまる新しい苦しみについての物語。大切な人をたてつづけに失った彼女は教会で少しずつ立ち直ろうとしていた。神を信じることで生きる足場を得たように見えたとき、彼女はささやかな復讐のように加…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
見えないものを意識し始めた瞬間から、人生はただ時間を消費するだけの旅になる。
信仰と再生に心を振り回された母であり女性の話。
彼女にとって家族とは全てだったように思う。
生きる理由であるそ…
人物を覗くような客観的な視点。しっかりした構成で無駄のない上手い脚本と、内面に入り込むのではなくドキュメンタリータッチのような客観性。
アスガー・ファルハディと似てると思った。
例えば、信仰に目覚…
このレビューはネタバレを含みます
チョン・ドヨン演じるシネは、息子の死によって日常を根底から壊される。生きていく足場そのものが崩れ、感情の置き場も見失っていく。そんな中、シネは教会へ通い、宗教的なつながりの中で〝赦し〟の教えに触れ、…
>>続きを読むヒロインが経験した悲しみには
想像が及ぶべくないので
縋る先としての信仰の存在は否定しないけど
どうあっても逃避にならざるを得ないなら
その先はやはり実体のある人であってほしい
そんな自分の考えを肯…
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