とにかく重いです。元気でないとかなり辛いです。
もちろんあの事件を思ったら、そうなるべくして作られてるんだと思いますが…
あの事件ともう一つが平行して描かれ、心理描写に心がえぐられます。
天使と悪魔…
試写会にて鑑賞。
実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸さんの同名小説を石井裕也監督が映画化。
144分という長さをまったく感じず
気がついたら終わっていた。
重いテーマ、何度も何度…
さとくんの思想には否定できない部分がある
からこそ
この事件は考えるだけで
大体の人は辛くなると思う
二階堂ふみの役柄
ストレス発散に患者の癲癇を
誘発させようとする介護士
主人公の葛藤
しんどい…
どちらの側にも立てないなと思った。
宮沢りえを綺麗ごとだと笑う覚悟も、さとくんの行いを100%悪だと糾弾する覚悟も持てないのが自分であり、たぶんそういう人が大半なんだろうな。
これの題材になったで…
考えさせられる。生産性、人間とは、生をうけた意味は?主人公とサトくんとの最後の方の会話のやり取りや自問自答には そうかもな と思わされる内容が多かった。施設のやり方がある 受け入れ施設がここしかない…
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