コロナ後の日本の若者に対する対人関係のぎこちなさをうまくホラーに消化してる。序盤の料理を教わる若い男性の自分勝手さ。それに対して怒らない、放っておくというスタイルを主人公は人間じゃないくらい上手くや…
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音の映画だった。しかも日常まで浸食してくる。後に引く映画。
冒頭から電波君登場で不気味だなあと思ってることいたら、主人公お前も何か変だな!
画面とセリフ、効果音だけでこの空間を作るのだからやっぱり凄…
"それはリアルか妄想か"
約45分に凝縮された黒沢清監督の才能にただただ魅了させられる短編ホラーであり、影や光が織り成す視覚的恐怖や、音の畳み掛けによる聴覚的恐怖といった多彩なギミックで絶え間ない…
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いつ何が起こるかわからない緊張感、不安、不気味さと違和感。
「先生にはこのチャイムの音が聞こえませんか?」
「鶏肉」
「面接」
「椅子」
「刑事」
「鏡」
「インターフォン」
「大量の空き缶と不快…
映画ってストーリーの派手さで面白さが決められちゃうことが多いけど、一歩引いて演出的な面白さにも目を向けると楽しさ広がるよね。
この映画もストーリーというよりは、演出が楽しい映画だったように感じる。…
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