うたうひとの作品情報・感想・評価

うたうひと2013年製作の映画)

上映日:2013年11月09日

製作国:

上映時間:120分

3.6

「うたうひと」に投稿された感想・評価

mmmcy

mmmcyの感想・評価

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『寝ても覚めても』を見、NOBODYのイベントで語られたことを聞き、この作品たちのことを思い出していた。
papikO

papikOの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

手探りで、
『なぜ聞くのか?』という疑問に向き合う。
その上で出会ったのが、民謡を聞くために地方へ赴いている和子さん。
民謡を聞いているとき、
和子さんはワクワクしていて、まるで子供のように表情を変えていた。
聞かれる側のひとりは、和子さんのことを神様と呼んだ。それほどに生きることを肯定してくれる存在だということだろう。

先祖代々受け継がれてきた民謡をよく知らないひとはこれからも増えていく。
それは、きっと文明には抗えない事実なのかもしれない。

それでも、この映画では、
おばあさんやおじいさんの話をひたすらに聞く。
状況を想像しながら、どんな物語なのかをただひたすらに聞く。

聞く、聞かれることは、
生きることを悦ばせ、悦ぶことができる。

日常にもある、
こういった行為を対話という。
対話することがこんなにも、生きる上で大事だったなんて、と驚かされた。
人が語り始めるとそれまでとは異なる人になるような、何か別の力を借りているような語りになる。
また、この映画と民話の内容が交わっている部分があらわれるのがとてもスリリング。

語っている人達は良いことしか言っていないんだと周りの人達に言われて、良いことに囲まれて生きていくことほど良いことはないと思うと先生が語っているのが印象的だった。
英語字幕が最初から出てきて、邪魔だなーと思ってたら、出てくる語りべたちの方言がわからなさ過ぎて、字幕に感謝することになる。と言いつつ英語もそんな得意ではないので、わりと民話自体はわからなかった。

ただわからないものの、断片的に理解できる荒唐無稽さと、所々に出てくるリズミカルな節回しにおかしみがあって、そんなに退屈することなく最後まで見れてしまった。

ここにあえて日本語字幕を付けなかったのは、何より東北の人たちのために作られた映画だからなのかな。

語り部の話にひたすら耳を傾ける小野和子さんと共に映画は進行していく。
途中、バスの中でこれまで聞き役だった和子さんが、聞くことについて語るシーンが出てくる。
聞くことは、自分を変えること、前に進むことなんだと語られる。

これが『ハッピーアワー』に繋がるんだなと思いつつ、このシーンが濱口映画に必要不可欠な乗り物(バス)の中で語られてしまうことに、不思議な感慨を覚える。
語りのシーンの正面ショットは思ってたのと違って、それが撮りたかったのかと思うくらいに被写体が感じてる違和感が露呈していて、この撮り方だからこそ引き出せた言葉もあるなと思った。けどそれよりも、トンネルの中で車中の小野さんの横顔の後ろを光がビュンビュン通り過ぎていく『何食わぬ顔』風カットからの暗闇から現れる小野さんの正面顔カットがもうドキュメンタリーとか関係なくこれがやりたかっただけやろという感じでとてもわろた。
ほし

ほしの感想・評価

4.0
HAPPY HAMAGUCHI HOUR!16

東北記録映画三部作ラストにして大傑作。
神話然り災厄は物語のかたちを借りて伝わるのでありそこには必ず語り手と聞き手が在る。観られない映画は存在しない。いずれまたどこかの暗闇で会おう。
Haruchan

Haruchanの感想・評価

3.2
おばあちゃんたちの話がひたすら冒頭ながれるのだが、飽きるどころか民話に引き込まれ、方言で意味を取りかねることなども、なぜかさほど気にならない。
しかし、ずっとこの感じなのかな…?と多少不安になったところにシーン変わりしていったりするので安心した。
おばあちゃんたちの映像と、おそらくスタッフの現代的な映像を捉える感覚が、いいミスマッチングだと感じた。
途中うとうととしてしまう。けれど失敬にも、寝てしまうことでこぼれてしまった不安感よりも、やはり見に来てよかったという気持ちの方が大きかった。
籠

籠の感想・評価

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都合により途中まで
字幕のない方言が続くとキツいが、そこは緩急のつけ方がうまいからまた観るだろう。(会期中は無理…)
JT 生命誌研究館・主催「ものがたりを生きる: 生命誌を考える映画鑑賞会」にて。
はこ

はこの感想・評価

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和子さんがかっこよかったです
自然に会場が笑い声に包まれる、
映画っていいなって思った
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