ただ彼らが歩くだけなのにずっと見ていられる不思議。ナンパへ出かけたチャリンコとバイクは大人と子どもの境界線、子ども時代の自転車三人乗り…あぁ、♂には童貞という含みもあったのか。ダニエルがベッドの中か…
>>続きを読む子供の、身体や野生的な衝動に思考がついていかない感じ、思っていることはあるのに言語化できない感じをそのまま描けているシーンが多くてすごい。(一方大人は感じていることを無視して言語に頼りすぎなのかもし…
>>続きを読む冒頭、ダニエルを映した朝ごはんから自転車までのショットが美しく、まずこの映画では寝てはいけないと思わされた。
「わるい仲間」はその殆どで寝てしまった。
思春期特有のの性的な興味は、可愛らしくポップ…
タイトルはアルチュール・ランボーの初期の詩の題名から引用された、ユスターシュの思春期を描いた自伝的作品である。
祖母の田舎の家での平穏な生活から、母親の手狭なアパートに追いやられ不安定な思春期の少年…
田舎に住んでいた13歳の少年が都会に住む母親その恋人と暮らす事になる、学校はお金がかかるしと行かせてもらえずに、都会の街で退屈を持て余しながらも年上の男達に影響されて性に目覚めていく
女性をモノとし…
まだヌーヴェルヴァーグがよく分かってないんだけど、映像に関してはとりあえず少年少女たちの移動を横から撮ってるショットが多い。
取り残された風景をボーっと見ている時に、「頭使って観るのやめよ」と思い、…
『ママと娼婦』では固有名が空間を支配していたが、本作では移動ショットが閑寂の中で鮮やかに描かれる。円環の平行移動を軽やかにこなす主人公は、サーカスや映画を模倣する。電車や自動車の後部座席では、耳障り…
>>続きを読む© Les Films du Losange