夏の光にほどけたふたりの時間は、やがて秋の気配とともに静かに離れていく。『海辺の恋』は、恋の始まりや終わりを劇的に語るのではなく、そのあいだに流れる目に見えない時間の揺らぎを、そっとすくい上げていく…
>>続きを読むDaniel “Je ne sais pas vivre, alors l’amour… “ (どう生きればいいのかわからない、だから愛も…)
Daniel “Ce qui est beau da…
今日の試写は、60年の時を経て上映されるギイ・ジル監督の長編デビュー作『海辺の恋』(1964)。
時はアルジェリア戦争の時代(1954-1962年)。(この当時アルジェリアはまだフランスの植民地で…
いろんな人がすでに言及していると思うけど、
それにしてもカメオ出演の顔ぶれが、なんと豪華なこと。
ジャン=ピエール・レオ。
ジャン=クロード・ブリアリ。
ジュリエット・グレコ…
そしてアラン・ドロ…
“忘れ去られたヌーヴェルヴァーグの名匠”と称されるギィ・ジルの処女作との事だが、フランス映画事情に疎い故に、彼の存在は今回初めて知った。
夏のバカンスを楽しみ、再び離れて暮らすジュヌヴィエーヴと水兵…
【鑑賞メモ】
潤んだ瞳。
ネオンサイン。
露に濡れたガラス。
赤と青の傘。
海。
モノクロとカラーが混在する映像構成が斬新。
前半はモノクロ良いなぁ、と思ってたが後半にかけてカラー部分の良さも沁み…
初ギイ・ジル。ジュヌヴィエーヴは、アルジェリア戦争から休暇で帰ってきた水兵の恋人と楽しくも儚い夏を過ごす。アルジェリア出身の監督自身が本人役で出演しており、自身の人生と密接に結びつく映画だと分かる。…
>>続きを読む夏に出会った水兵の男とバカンス中の女の遠距離恋愛の末を追う話。正直そっちのストーリーにはあまり惹かれなかったのだが、監督が演じる水兵の友達のパリに住んでいた頃の回想シーンが、初めて訪れた街が大好きに…
>>続きを読む©1965 Films Galilée