あこがれの作品情報・感想・評価

「あこがれ」に投稿された感想・評価

オカダ

オカダの感想・評価

3.9
子供=純粋みたいな思い込みあるけど自分が小学生の時にもふつうに性欲とか野蛮な面あったこと思い出した 原題の『悪童たち』の方がこの映画に合ってる気がする
自転車のサドルの匂いを嗅ぐ奴、フランスにもいるんだな
MOJAPO

MOJAPOの感想・評価

3.7
なんだこの茶番なストーリーは笑笑
こんな少年時代は過ごしてないけど懐かしい気持ちになるほっこりな30分( ◠‿◠ )
たむ

たむの感想・評価

4.0
フランソワ・トリュフォー監督の初期短編映画で、『大人は判ってくれない』や『トリュフォーの思春期』へと繋がる短編映画です。

少年たちの憧れの対象である女性への行動が驚くほど自然に撮影されています。
それだけではなく、リュミエール兄弟のシネマトグラフを再現したり、映画を学んでいる様子も伺えます。

ヌーヴェルヴァーグの始まりを予感させる、映画史の引用と自然さを追求した傑作ですね。
いたみ

いたみの感想・評価

5.0
少年たちの恋と劣情、凄く良い。
ふくよかな少年の、銃に撃たれる演技が上手で笑ってしまった。
恋を恋と、嫉妬を嫉妬と知らぬ子どもたちが、サドルに鼻を近づけたり、「壁に言いふらしたり」するのがすごく面白い。
憧れの女性に彼氏がいて、性欲のやり場がなくなった子供たちがそれを補うように悪戯するって内容 序盤の俯瞰ショットでの子供たちがネズミの群れのように見えた 自己批判的な話だと思ったらひたすらノスタルジックな撮り方と語り口に徹していてびっくりした
「ピアニストを打て」のDVDに一緒に入っていた。

なかなか良い映画です。
短編処女作でこのまとまりの良さは本当に凄い…。
リュミエールのオマージュなんかもあって、映画に対する愛が溢れてた。
男の子ってこんなに変態なの…?
★★★liked it
『あこがれ』 フランソワ・トリュフォー監督
Les Mistons 【白黒】

19分ショートフィルム 
憧れのお姉さん&嫉妬
Full Movie
https://youtu.be/LKeL-reECzs
https://vimeo.com/127627363
ももも

もももの感想・評価

4.2
フランソワ・トリュフォーの初監督作。自然光を活用した屋外での撮影が南フランスの若者の瑞々しさをよく引き立てている。子どもたちの演技が自然で、かなり悪どいことをしているんだけど無邪気で好感が持てる。過不足ない秀逸な短編作品。

主人公の悪童たちは愛し合う恋人たちをスクリーン越しに眺めている観客の隠喩なのかなとも思ったけど、積極的に介入しているあたり、どちらかというと監督のことなのかな。「首輪のない犬」のポスターを破るシーンとか、監督の欲望の代理以外の何物でもないし。

トリュフォーはこの映画がきっかけで主演ジェラール・ブランと仲違いしたそうだけど、それを踏まえてラストシーンを見ると、ブランがいなくなって初めて事の重大さに気付くトリュフォー、という構図が見えて、それはそれで面白い。私小説としての「あこがれ」。
arch

archの感想・評価

4.1
"あこがれ"の女性を追いかける悪童達、その関係は誰しもが経験する距離と禁忌の話。

本作は恋愛感情を抱きながらも年齢が故に(そして子供が故に)彼岸にいる女性への眼差しを描いている。この眼差しをあこがれと呼ぶのだが、しかしこのあこがれは"距離"があるからこそ美しくもある。触れてしまえば簡単に壊れてしまう何かなのだ。愛染も言ってましたよね、「憧れは理解と最もかけ離れているものだ」的なこと。
本作では悪童達はその一線を越境することで、心に小さな傷を抱え、またいつもの日常へと戻り、"あこがれ"を抱き物語は締められる。

この映画において、この女性はトリュフォーにとっての"映画"そのものなのだろう。批評家ではなく映画監督になろうとしての1作目である本作は、"あこがれ"という感情の先に1歩踏みこもうとした越境行為であるのは間違いない。
彼はそこにある種の恐怖を感じ、その行為が後戻り出来ないことだと自覚的だったのでしょう。だからそんな自分についての映画をまず撮った。「水をかけられた散水夫」のオマージュを取り入れたところは、そんな恐怖から何か引用して話題でも作らなきゃという小心から来たものなのかもしれない。

その恐怖や小心、恐る恐るの1歩目が観客に、期待と共感を感じさせた本作は見事な一作で概ね目論見は達成しているのではないだろうか。
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