[] 80点
ジャック・ロジエ長編三作目。『アデュー・フィリピーヌ』でも全く同じことを思ったのだが、旅に出るまでが長すぎる。妹がどーたらみたいな痴話喧嘩興味ないのでボーッとしてたら45分も経ってよ…
船に乗るまでの旅行会社のパートは衝撃の連続。カットを人物の動作が起こっている瞬間に持ってくる手法は分断地点であるはずのカットがまるでそうあるものとは微塵も感じさせず、強いスピード感と流動性を産んだ。…
>>続きを読むタイトル出る冒頭のくだりがめっちゃ良い。
島に行くまでが結構長いけど、入島してからの狂人っぷりは心底面白い
渋々ついて行くツアーの面々が可愛くて良かった。
変にロマンス方向に落とし込まなかったのが、…
バナナ
無計画な映画製作は楽しく愉快だ、という自主映画界隈に密かに流れる定説へのロジエなりのアンチテーゼ・バカンス映画なのだろう。そのため道中では関係性や個人に寄り添うようなドラマは排除され、ただ…
以前からいつか観たいなぁと思っていたので念願叶ったり、すごく幸せな気持ちになった。こんなに爽やかな笑顔で包まれている劇場も久しぶりかも。
あらすじは薄っすらと入れていたので、冒頭で拍子抜け。もう今…
太っちょノノに名前で親近感…
相手が見える場所にいるのに、少し距離が離れたり、周りがうるさかったり、薄いガラスを隔てたりするだけで簡単に声が届かなくなる。
長くて途中少し寝たけど、無計画な旅を力…
© 1974 Jacques Rozier