噂に違わぬミラクルな傑作。まばゆい奇跡のようなショットの連続。この多幸感。なぜこんなものが撮れたのだろう?
憧れと欲望はそのままに、そのかたわらで、自らもまた女に「なる」ことによって?
ロ…
九月も半分を折り返し、ようやく肌寒くなってきた季節に鑑賞。劇中で女の子たちがパリのカフェでヴァカンスへ出かけることを決めたのが八月下旬。モンパルナスの駅からオルエットの方へ出かけたのが九月一日。順を…
>>続きを読む70年代フランスの風景なのかー、なんとなくその時代は革命でゴタゴタしてそうな気がしたけど、若い女の子たちはそんなことなかったのかな。
ホームビデオのようで、特に起伏のないストーリーだが、気持ちが暗く…
オシャレなホームビデオみたい。
バカンスの興奮と終わりにかけての物悲しさ、何もなかったように戻る日常、女子特有の雰囲気など、ときどき自分もその場にいるような感情になっていたたまれなくなった。
特に3…
〜は、なかなか行かない。冒頭からオフィスの喧騒音が凄い。海を臨む別荘も波の音のデカさに圧倒される。旅先会うのがヘンなオッサンばかりでウケる。途中乱入してきたカレをいじり倒してゲラゲラ笑う。キモいキモ…
>>続きを読むジャック・ロジエの長編2作目。
アデュー・フィリピーヌに続き、こちらも素晴らしいです!
ロメール以上に何も起きない、一夏のバカンス。
観出して最初の方は、他の映画を観る時と同じように、集中して…
ひと通り夏のイベントを終え、夏が終わりゆく寂しさを噛み締めていた今、この映画を観れたことは運命的としか言いようがない。ここには自分が知り得る限りの夏がすべて詰まっていた。こんな自由奔放なバケーション…
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