喰うもの(強者/男性/支配)と
喰われるもの(弱者/女性/服従)しかいない
家父長制世界における
システム(暴力)=呪いを
寓話的にある兄弟を通して容赦なく描く。
しっかり嫌な気持ちにさせられるが、…
父親から受け継いだボウリング場と暴力性、もとい有害な男性性。弟は婚外子という言及もあり、家庭環境もあいまっての貧困、満たされない欲求、劣等感→サイコパス殺人鬼ってことなんだろうけど、行為中の狂気怖す…
>>続きを読む劇場にあったチラシの独特な雰囲気に惹かれ、公開館数が超少ないところをなんとか調整して鑑賞したフランス産のスリラー。
上映前に監督による日本向けの「楽しんで見てね」メッセージ映像がありました。
フ…
ボーリング場を経営していた希少動物ハンターの父が亡くなり、異母兄弟の兄は警察官だから、無職家無しの弟がボーリング場を継承する。
父が住んでいたマンションに越すんだけど、亡くなった父のレガシーが呪いの…
俺が親父から受け継いだもの
ボーリング場と凶暴性
兄貴から隔離されたとか
誰にも愛されなかったとか
そんなことは関係ないし
俺にはどうでもいいことなんだ
凶弾に倒れた肉塊を見て
身体の中を快感…
プレミア試写会にて鑑賞。
亡くなった父親のボウリング場を受け継いだ異母兄弟の周囲で発生する連続殺人事件を描く。
サターンと聞いて悪魔に関する話なのかと思いましたが、サターンとは土星の意味らしくて…
パトリシア・マズィ監督「サターン・ボウリング」(試写@渋谷ユーロライブ)を観て。のメモ。
ボウリング場を舞台とした猟奇的連続殺人事件の話、と聞いてムラムラっときたのだが…
セックス描写、遺体、暴力…
絶妙に観に行くかどうするか悩んでる作品の試写会招待のお知らせがきた時が一番興奮しますね。
特典はステッカーでした。
R18だったりボウリング場を舞台とした猟奇的殺人というところに惹かれたんですが、…
前後半で目線が変わるけど、描いていることに芯があって、とっても楽しかった。男の嫌〜な部分をすんごく描いてて、父親を見て嫌だなと思っていたことは、気づいたら自分の一部になっていたり、そもそもの素質だっ…
>>続きを読む『ボルドーに囚われた女』のパトリシア・マズィ監督作。ミステリーではなく、スリラーとしても真摯にスリラーと言っていいかわからない。
男性の暴力性、男性の中の父性への憎悪と継承を描いている。正直、最初の…
© Ex Nihilo - Les Films du fleuve - 2021