女っ気なしの作品情報・感想・評価

女っ気なし2011年製作の映画)

UN MONDE SANS FEMMES

上映日:2013年11月02日

製作国:

上映時間:58分

4.1

「女っ気なし」に投稿された感想・評価

くらら

くららの感想・評価

4.5
ずっと観たかった映画。
バカンス特有のキラキラ感と儚さを、バカンス客を受け入れる側の視点で描いているのが面白い。

冴えない中年の独身男性とされるシルヴァン、髪型は微妙だけど、それ以外は普通に素敵だなぁと思った(友達の初老女性のコメントに完全同意)
シルヴァンが海に飛び込んで泳いだり、家でひとりでWiiをしたり、変わった動作をする度に、クスクス笑いが起きる。ストーリーが進むにつれ、いつのまにか愛しく思えてくるシルヴァン。後半のほうは、会場全体が、みんなで彼の恋路を見守るような優しい雰囲気に包まれていた。映画館で観られてよかった!
7子

7子の感想・評価

4.5
この映画の存在を知り2年半、観たい映画は待ってれば意外とすぐに映画館でかかるんだな〜ってことを実感!

ロメールよりも人間性、ロジエよりも短くまとまったお話って感じで観やすい。編集が気持ちよい。シルヴァンの人柄は心に染みるので、夜に思い出して訪ねたくなっちゃう人だ。ひとりになって静かな気持ちで自分の心に帰ってきたとき、他人の心にも気づくことができる。そこで受け取ったものを大事にしたい。
99

99の感想・評価

-
シルヴァンかわいい。わたしもジュリエットの気持ちになると思う。この監督はシュールな笑いが得意なのかな?
櫻

櫻の感想・評価

-
ながいながい人生で幾度かくらい、こんな幸せだったなあと思えるような時間がくるのだろう。大抵は一定の時間軸をその他の日常と同じ速さで過ぎていくのだけれど、体感はとてつもなく素早いものだ。過ぎ去った場所に触れてみてももう温度はなく、去っていく足音を聞きながら残り香を嗅ぐことでしか、その時間の輪郭を思い起こすことはできない。バカンスという短い期間に、どうせなら楽しもうとする彼らの刹那的なひとときは、私たちの目の前で儚く散っていった。来年はどうなるのかなんてわからない。しかし、もういくらかくらいは訪れるだろうから、同じような1日のはじまりとおわりの繰り返しを耐えて過ごしながら、しばし待っているのがいい。
[コンスタンス・ルソー可愛い] 100点

圧倒的にコンスタンス・ルソーに目が行く。目を細めてケラケラ笑う感じとか、逆に目をクルクルさせて周りを見る感じとか、エビ取りで波に負けて押し戻されてる感じとか、ちょっと高めな声で母親にダメ出しする感じとか、ビキニの結び目がめっちゃ低いとことか。全瞬間が圧倒的に可愛い。可愛いの権化。"可愛い"の具現化。是非ともほっぺをぷくーってして欲しい。変態ですね、このへんで止めときます。

物語は『Dark ダーク』のせいで正直よく覚えてないけど、多分『オルエットの方へ』と『海辺のポーリーヌ』と『クレールの膝』を足して三で割った感じすね。つまり最高。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.5
『女っ気なし』を観に行ったつもりが女と毛無しの話だった、これは配給会社の優しさなのか?って書こうと思ってたのに、既にこのネタの鮮度は落ち切っていると思うと悲しい。これで女っ気なしと言うなら俺はどうなるんだ、ただ頭髪に関してはまだ多少俺に分がある、まだまだヴァンサンにはマケーぬ。にしたって肝心の女二人がいい女過ぎる、正直どっちでもいける。おそらく人類史上最も浅瀬でバタフライをした人物として歴史に名を刻むであろうヴァンサン・マケーニュ、Wiiテニスをしてる時の目つきがもはやシャレにならないが、部屋にピンクフロイドのポスターを貼ってる奴に悪い奴は…。謎に角度のエグい連想ゲーム、ちらりと見えるオカンの花柄パンティ、そしてリア/非リア充の明暗分かれるクラブシーンにおけるオグナナ的日焼け跡を見逃す俺では無い、少し脇が甘過ぎるのではないか(凄くいいぞ)。娘ッ子がどうしてあんなにお天使なのかは分からないが、見ましたあのボタンを一つ一つ外していく時の手さばき?羨ましくて心が死んだ。ヴァンサン・マケーニュ無くして成立しない作品、赤いポロシャツに関してはこの後ティモシー・シャラメがそれを代名詞として掻っ攫っていくのだから勝ち目が無い、襟はなるべく立てる西澤明訓スタイル。もう好きが溢れちゃって辛い、ギヨーム・ブラック毎年新作撮って日本に来なよ、みんな待ってるよ。
映画

映画の感想・評価

4.4

優勝

あーあ 私も感情も弄ばれた
何から話して良いか分からない程
めちゃめちゃ良かった..溜息の連続
この映画に出逢えて心底嬉しい&
観賞後すぐDVD買うのは初めての経験で
家帰ってからずーっと観てる
"A SUMMER VACTION MOVIE🌴"
(正確には翌日観た彼をパシらせ買った←

尺も1時間未満ながら お見事
なんたって 主役のシルヴァンが◎
ダサい服装 ポロシャツの襟立てる仕草
ボサボサのハゲ頭にだらしない身体
エスコートも出来なければ 空気も読めん
裸でwiiやるわ甘々な食生活だわ
ダンスを踊る姿なんて特に頂けない 笑
そんな彼を 優しく美しく丁寧に映し出す
単なる日常さえも眩しくみえるし
海水浴の場面なんて ずっと観てられる

いつもネタばれするくせに
この映画はしない 宝物みたいで
子供のように独り占めしたくなる
この映画に出逢えたのは 私の財産
まともな感想 今回書いてないけど 笑
この気持ちと熱量さえ 伝われば
もうそれでいいんだ(考えるの諦めた

この映画観てる人 好き
この映画好きな人 好き
この映画知ってる人 好き
3つ該当する人には 私の振る舞い
苺ホイップ砂糖のせを食べさせたる!
真夜中の夜食で食べさせたる!←
あとスーパー行く時 車出してあげる
(それいいね
shun

shunの感想・評価

4.0
海のシーンすばら。最初の海水浴でのアザラシみたいな飛び込み方の幸せさったらない。
海では鳴ってる音楽もいいんだよ。
あとはおばあさんに相談するシーン。僕もバイト先のおばあさんに「あんたは〜」からの説教というかアドバイスをよく貰うから好きなシーンだった。
とり

とりの感想・評価

4.0
他人事じゃない!?お見合い大作戦みたい(無論あんなクソバラエティーと違って海辺に押し寄せる波のように流れてく時間が愛しい...)。母親は片方の肩の出たダサい服ばかり着ているけど、娘いい子すぎる。シルヴァンは頼りないけど優しい愛すべきやつで、それは本作前に上映されたプロローグ的短編『遭難者』(2009)とセットで見るとより一層際立つし愛着を覚えてしまう。なんて憎めないんだ!しかも彼はこういうキャラありがち母親と暮らしているというわけでもなく一人暮らしで、アメリカのカルチャーがどうやら大好きなよう。車にはシンプソンズ、居間にはイージーライダー、パソコンの壁紙はハングオーバー、寝室には(英国だけど)ピンクフロイドのポスターに、サウスパークの人形。なのにパリ=都会に出ていくでもなく、この田舎から出る気もなさそうという点がまたいかにも彼らしくて、タイトル通り女っ気のない彼にチャンスが転がり込むとついつい応援したくなる。そんな彼の淡い恋模様はアメリカ留学前の娘の成長にとっても何か想い出を残したはず...こんなかけがえない夏がうらやましい。
シルヴァンのなかに土曜の夜ふいに砕け散ってしまいそうな危うさ、温かさ、絶望が行きつ戻りつ振動して、見てるこっちは不安でもう守りたくて仕方がなくなる。。。赤いポロシャツのえりを立てるとこなんかもう、なんてとこで自意識出してるんだ。かわいい。
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