『海辺のポーリーヌ』が心底合わなかった自分には、ハマりようのない作品であった。
どれだけ美しく解釈しようとしても、ラストにかけての展開はやはり''男性視点の女性像''を脱しているとは思えない。
どこから言葉にすればいいのか。
シルヴァンのシャイな優しさや仕草がいちいちリアルなさえない男で感嘆する。パトリシアとジュリエットのいる部屋の前を通る時に見上げる動作やボサボサな髪を整えようとする動…
は???なんだその展開羨ましすぎ???一気に置いて行かれたよ童貞くん!!!しかし俺は絶対にあの夜に手を出せないし拒絶しちまうし、もっと雑魚なのでこっからどうやって幸せになろうか真剣に考えようと思う。…
>>続きを読むみんなのヴァカンスでもそうだったけど、ギヨームブラックは所謂弱めなメンズを描くのが好きなのかしら。
そこに美しい女性を加えて、色々展開していく。
女っ気…なし…?とは思いつつ、街の寂れ具合と男性た…
ロメールを想起させる画面の色彩、会話のテンポ、バカンスの描き方。けれど、もっとシンプルで、ストーリーも明快(というか筋書きを要約してしまえば、数百字に収まってしまう)。会話もとても平易なのでフランス…
>>続きを読む最高。セクシーで奔放な母親と内向的な美少女の娘、どっちがいい?って聞いちゃったり、シルヴィアがブルースリーTシャツにチェックシャツ、部屋にイージーライダーのポスター貼ってあるポップカルチャー好きの文…
>>続きを読む© Année Zéro - Nonon Films - Emmanuelle Michaka