
ウクライナの市民が恐怖の紛争から逃れる避難の旅路を追った観察記録である。監督は自ら車を運転し、地雷原や軍事検問所を通過しながら、人々の移動を手助けする。カメラは、車のバックミラーにうつる表情、後部座席で繰り広げられる会話を記録しながら、戦時下におかれた人たちの思いを映し出す。ウクライナからポーランドまでの何万キロもの道中で、車は、待合室、病院、避難所、そして、偶然に乗り合わせた同胞の告白の場となったのである。
ヨルダン川⻄岸地区のマサーフェル・ヤッタで⽣まれ育ったパレスチナ⼈の⻘年バーセルは、イスラエル軍の占領が進み、村⼈たちの家々が壊されていく故郷の様⼦を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信し…
>>続きを読む「お前の首を切り落としてやる」。シリア奥深くの砂漠にある難民キャンプで子供たちが記者に放った言葉は、ただの脅しではなく、血の滴るナイフを突き付けられているかのようにリアルだった。壊滅したは…
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>>続きを読む「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれる、コンゴ民主共和国・東部ブカブ。女性たちはこの地に埋まる鉱物資源の利権のために、武装勢力から性暴力を受け、恐怖に怯えているのだ。そんな被害女性たちを…
>>続きを読む戦後史上最悪の人道危機と言われるシリア内戦。2014 年、その内戦において過激思想と武力で勢力を拡大する「イスラム国(IS)」が制圧したシリア北部の街ラッカ。かつて「天国」と呼ばれ、穏やか…
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