シリアにての作品情報・感想・評価

シリアにて2017年製作の映画)

Insyriated

製作国:

上映時間:86分

3.7

あらすじ

3児の母であるオームは、自らのマンションをシェルターとして家族と隣人を市街戦の脅威から守っている。外の広場はスナイパーに狙われ、爆撃が建物を振動させ、さらに強盗が押し入ろうとする。果たしていつまで持ちこたえられるだろうか…。

「シリアにて」に投稿された感想・評価

これ緊張感すごいな…市街戦真っ只中、家に身を寄せる家族。容赦なく響く銃声、一歩動き間違うと死。外の様子はほとんど映らないけど、家の中の人々の状況で恐怖が伝わる。その上、残酷な事実にうちひしがれる女性の姿、かかなりしんどい。見ごたえあるけど疲れました。
Naoya

Naoyaの感想・評価

2.4
シリアでの内戦下にある地で、マンションの一室に立てこもる人を描いたクライムサスペンス作。ほぼ全編室内での絵だが、爆撃や銃撃と、孤立する人達と同様、緊迫感、緊張感のある空気が、場面一つ一つに密にある内容になってます。一般市民が巻き込まれた、生々しい残酷さが描かれた内容。舞台がアパートの一室に限定されながら、サスペンス要素は薄れない、展開が様々あります。派手さのある戦争映画ではないが、これこそ戦争のシーンを切り取った作品でもあり印象的。
舞台は内戦下のシリア。
とあるアパートの1日を描く密室劇。
外では激しい戦闘が続いているが、アパートの中では不自由ながらも日常が営まれている。
元々この家に住んでいた家族、ベイルートへの脱出を決めた若い夫婦、娘のボーイフレンドらが身を寄せる。
実質的な家長である一家の母親を軸に、映画は緊張感を持ってある日の出来事を描いてゆく。
彼女が絶対に守りたいと思っている、やっと手に入れた我が家。
しかしそこは、いわば戦場に浮かぶ無防備な孤島。
ある瞬間に、外の世界のおぞましい暴力は容赦無い残酷さで侵入してくる。
日常をベースとして戦争を描くスタンスは、「この世界の片隅に」を思い出す。
だが、この映画は既に壁一枚隔て銃弾が飛び交う状況にあり、あの映画にあったようなユーモアは望むべくもない。
現在進行形の絶望に、胸が締め付けられるような焦燥感を感じさせる力作だ。
アメブロを更新しました。 『【TIFF2017】「シリアにて」(ワールド・フォーカス部門)生き延びる為の選択は非情です。』 https://twitter.com/yukigame/status/926466397944860675
mosfilm

mosfilmの感想・評価

3.5
内戦下のシリア、日常生活の隣に戦争が暴力が死が存在する怖さ。決して広くない室内と限られた人物で構成される物語。
masa

masaの感想・評価

4.0
凄い作品だった。
シリアの内戦を一般市民の目から見た緊迫のドラマ。
3児の母であるオームは、自らのマンションをシェルターとして家族と隣人を市街戦の脅威から守っていた…果たしていつまで持ちこたえられるだろうか…。

戦争映画のような残酷な描写や戦車や爆撃機などの戦争兵器は出てこないが、全てアパートの一室で、目を背けたくなるほどの戦慄の心理的描写が描かれる。爆音が物凄い。自然と涙が出て止まらなかった。

この映画を観ることができて本当によかった。
目を背けたくなるが、戦争や紛争に対して今できることは、知ること、考えること。そしてしっかりと心に焼き付けることしかできない。
K2

K2の感想・評価

3.7
シリア内戦下で自宅をシェルターにして隣人と立てこもる家族の疲弊の一途を辿るリアルな一日。

生死もわからず連絡の途絶える旦那と子供の危険を理解しつつ動けずにいる妻、自分じゃなくて他人に降りかかる災難で良かったと思ってしまう娘や人助けの最中にも頭にスナイパーの照準を当てられいつ死んでもおかしくない状況などシリア内戦における状況がほぼワンルームでのストーリーに多く落とし込まれている。

銃撃音の大小の緩急からくる緊張感や隣から漏れ聞こえる音の残酷さとどうしようもなさがリアルだった。

ラストの室内から外を見つめる男の目は事態の行く末をただただ不安げに見つめるのみで終局への兆は見えない。
たむ

たむの感想・評価

3.6
銃声と爆発音に常に緊張感溢れる映画です。
映画が終わっても、現実は終わらない、戦争映画です。
一般市民にとっての戦争の悲劇は、語り、描き続けなければ、忘れられてしまいます。
観ている間は辛い映画ですが、存在意義を感じさせる映画です。
Wonkavator

Wonkavatorの感想・評価

3.5
シリアの内戦

今の日常が平和だと勘違いしている日本人には到底想像すら出来ないであろう現実を、リアルに描いている。

生き残るために必死な日々。
生きていたとしても、精神的に大きな傷を背負う。

政治や宗教に巻き込まれ、普通の生活ができない現状。

ハリウッドのような過去の戦争をエンターテイメントに変えて観せる商業映画とはまるで解釈も立ち位置も異なる、今現在を世界に伝える役割を果たしている作品。
ししん

ししんの感想・評価

3.8
第30回東京国際映画祭
本日1本目

うーん、なかなか難しい内容でした。
シリアの情勢や現地の状況を知らないとついていけない部分がありました。

Q&Aも無かったので、もやもやしたまま次の会場へ移動しました
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