
チャーリーとチョコレート工場の原作者ロアルド・ダールの短編小説4部作のひとつ
いじめっ子の標的になった少年の話
いじめがいじめの域を超えてて若干ひいた
が、この監督の独特な世界観ゆえ、かろうじてフ…
このレビューはネタバレを含みます
ロアルドダール原作のショートムービーの中でも、他と比べてより淡々とした映像作品だった。いつにも増してモノローグ調で描写することに重きを置いているように思えた。
一視点で客観的に紡がれていく原作小説…
子どもの凄惨な暴力をあえて淡々と俯瞰して描く、そこが原作通りの表現なのかがとても気になった。
実際に現実で報道された事件が元になっているそうなので、あえて事実だけを投げかけて観る者に考えさせる作風…
ウェス・アンダーソン特有のかわいらしい世界観の中で淡々と語られる、男が幼少期に体験した理不尽で残酷ないじめのお話。
登場人物全員の輪郭がふわっとしているから原作が読みたくなります。
いじめだけじゃな…