確かにあった
ここにない話
行き場のない記憶を可視化させた言葉を"観る"映画だった
記憶が記録されていた
その記憶が鑑賞者の脳内に流れ込み交互に読まれる2人の祖母の話が徐々にどちらの話かわからな…
序盤のどの文を残すかという会話だけで映画を設計してしまう。結構緊張感をもって2人が文章を読み続けるのだが、途中俳優二人の会話が入っているのとか、川沿いのおばあちゃんとかが結構、観客的には画面の気分が…
>>続きを読む窓が持つ直線の数々が織り成すフレーム。
あるいは写真という過去が収められるフレーム。
あるいは画面内に堂々と鎮座する柱によって
作り出されるフレーム。
画面内に発生しているそれらの「四角」は
その空…
サントラのカセット(!)が出てることを帰宅後知る。劇場でチェックすべきだった・・・
朗読に合わせての音の乗せ方が素晴らしくて。特にロングトーンの電子音が重なってくあたりのとこ(前半)、意識が飛びまし…
ほんとうにずっといい時間がながれていた。そういえば祖母どうしってぜんぜん交流なかったなと思う。祖母本人らが同じ空間に居合わせて語り合うのではなく、それぞれはそれぞれの空間にあったまままじわらず、同じ…
>>続きを読む最小限の情報だけ頭に入れて鑑賞。傑作でした。
監督の祖母二人が主人公であるが画面に映るのは限定的。その分、各々の語り部が抑揚をおさえつつ朗読劇のごとくその半生(お元気そうですので)に寄り添ってゆく…
「記憶」と「記録」そして「映画」。
ずっと観たかった作品がやっと劇場公開されたのでようやく。
「映画」は「過去」である。
というのはすなわち、「映画」とはある時点で起きた事がカメラという装置によ…
©Yui Kiyohara