タイトルの登場の仕方がとても好きだった。
自分だけが手話を使わなければいけない状況に、いつからか恥ずかしさや逃げたい気持ちを抱えていた大ちゃん。
東京に出て初めて、手話を通して人と繋がることの喜びを…
大きな事件も起きないし、ストーリー性があるわけでもないし、映画的な演出も少ない。変に脚色せず全部実話だろうなという信頼感がある
丁寧にコツコツと積み上げていったエピソードから親子愛が溢れてじんわり感…
聴こえない人の葛藤を描く作品がこの時期は多すぎて、お腹いっぱいだったから寝かせてた一本。日曜日のクーラーの効いた部屋でゴロゴロ観る。
いい俳優だ、吉沢亮。美形で特別感があるのに、こんなにも日常に溶け…
久しぶりに邦画らしい邦画を観た気がする。
歳を重ねたからなのか、自分のこと、身の回りのことを重ねながら物語をなぞる自分がいた。
比較的シームレスに展開していくのだけど、ラストのあのシーンは痺れた。
…
良かった。耳の聞こえない両親から生まれた子供をコーダというらしい。
両親とも耳が不自由。それに対して疑問や差別的なことなんて一切考えず普通に過ごしていた幼少期から、周囲と関わりを持つようになる年頃で…
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会