匿名性の高い箱男というキャラクター
人が興味を持ったらいつか箱男になりたくなるだろう、というストーリーで、箱男に興味がある男と、箱男の独白のようなシーンでお話が進んでいく。
どちらが箱男なのか、箱男…
安部公房っぽいワケわからなさ
ATGとかがはるか昔に撮ってたらカルト的な異色作になってたような感じ
都市における匿名性や不在証明、見る・見られるという自他関係の認識、人間の「帰属」についての追求…
細かいところは失念したが原作は既読。
箱男は箱をかぶることで外界を遮断し何者でもなくなることができるという魅力的なコンセプトを深堀りしすぎて作品としての面白みを失ってしまったような印象があるのだが映…
かなりチープなんだけど、嫌いじゃなかった
社会と自己の間に極端な線引きをしている人(箱男)を異常者として社会のみんなが見てる
ただ各々にそれぞれの線引きがあるはずで、普通の人…
原作者の手柄であるが、設定は面白い。
けれど展開が奇抜でよく分からなくなり、自分が苦手な "妄想" というワードが出てきてから混乱状態。
さらには理解しがたい性癖。
ラストの「箱男はあなただ」は使い…
「彼女は外の世界へ逃げ出したのではなく、箱の中の一つ奥の世界へ入り込んだんだ。箱と言ったら、もがけばもがくほど、次々と中に迷路を作り出す、出口のないブラックホールのような世界だから。彼女は、どこか…
段ボール箱を被った箱男(永瀬正敏)を巡る話。
箱の中から世界を見て、箱の中の世界をこちらにも投げかけて来る。君たちも箱男なのだと。このラストは、言っていることは分かるような気がするが、直接的過…
一方的に傍観者で居続けられる社会を批判めかして考察しているのかなと思う
傍観者でいることは外界のことを表面で感じることしかできないので、推測するしかなく本質や深い内面を知る機会を放棄していることだと…
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