【取り壊しの決まったホテルに戻るヴァランタン。幼少時代の回顧録】896
《感想》
フランス映画っぽいけど、スイスの映画なのかな?
残念ながら私には全く合わない映画でした。
回顧録だが、回顧録が断…
シネマ203で「オステンデ」観るまでの間にスマホで鑑賞(ただし、観終わったのは「オステンデ」の後)。
祖父母が所有し、幼年期に過ごしたスイス山中の廃ホテルを、主人公は取り壊しの報を受けて再び訪れる…
今は廃屋となった山の上の豪華なホテル。少年時代を祖父母と暮らしたそのホテルに足を踏み入れると、後から後から鮮明に記憶の日々が蘇る…
お客はセレブが多い。夜な夜な繰り広げられるショー、怪しげなマジッ…
毎日見たい。大した出来事が起こらないのなにずーーっと見ていられるのってシュミットとイオセリアーニだけかも。取り壊される予定の廃ホテルにこびりついた記憶を彷徨うのだが、全てがあったかくて美しい。ファニ…
>>続きを読むあのラスト!
あの「窓を開けたら海!」って瞬間、今まで静かに張りつめていた空気が、ふっと開放される感じ。
やっぱり海はいいねえ〜
少年が大人の世界を垣間見る系映画
ありがちな初恋とか反抗で感情を…
ヴァランタンの中にはずっと彼らがいて、あの音楽が流れている
いつもは見えない聴こえないけれど、あそこでだけは見える聴こえる
想い出でもなく回想でもなく
だから彼は今もきっとあたたかい
若き祖父のエ…
(c) HORS SAISON: 1992 T&C Film AG