『とらんぷ譚』で気づいていたはずなのだが、今回あらためて思った。サッシャ・ギトリの「間接話法」、苦手すぎる。もちろんそれが個性なのだから、本当に相性の問題なのだが。
しかしラストで馬鹿みたいなコ…
#カントナックの財宝
ギトリ本人が晩餐の席で余興として語る間接話法コメディ。
フランス革命で領主を失った村は20世紀にも存在はしてるが地理的、風土的な糧に乏しい為に死に体同然。
仲違いした双子の司…
全てが転倒しているコメディとヴェーラの紹介にある様に確かに全てが転倒しているのだが、結局のところこの古き良き封建制度の復活と労働礼賛の物語が行き着く先は映画製作の様な気がしたし、わざとらしいまでのア…
>>続きを読むギトリのテンションで100分を超える少し厳しさはあるが、勿論面白いは面白い。占いで自分たちが幸せではないことにに気づいてしまう村人と蚊を退治するシーンは良かった。あと最後突然始まる労働讃歌にも笑うし…
>>続きを読む思いがけず先祖の遺した財宝を手にした男爵が、自身の名を冠する町に住む人々に幸いを与えんとその財を使うことにする。
古風な価値観と気品に支えられているも、登場人物の身なりがナレーションに導かれて何の前…