閉店後のデパートの中のモデルハウス(なんであるの?)でピアノを奏でる女性との邂逅の素晴らしさ。もし黒澤明が監督だったらこのモデルハウスを設定の軸に置くと思う。主人公の現実において唯一独立した異世界的…
>>続きを読むヘイズコードができる前であると同時にシナリオの型みたいなものができる以前でもあると思うのがこの時期のハリウッドの映画
今現在の視点や1941年頃以降の作品に慣れ親しんでいると多少テンポや語り口に拙い…
4階の男子トイレ
デパートのワンフロアに突如出現した一軒家の中で男女が偶然出会い、おままごとを始める嘘すぎるデタラメ展開に感動する。愛と仕事どっちが大事か、という作劇において最も陳腐な二択を両方正…
プレ・コード期らしいスピーディな佳作。見終わった後では、もっと良いタイトルあったのでは?と思ってしまう不思議な題名。原題の直訳なので翻訳の問題ではない。
ビジネスのためなら私生活を犠牲にし、周囲には…
✔️🔸『従業員通用口』(3.7)🔸『フィメール』(3.3)🔸『独裁大統領』(3.6)▶️▶️
直後のコードや、いま時のコンプライアンスがなければ、人権や社会性無視の、経営側主体経済・愛なき性処…
主人公の無慈悲な所業をバリエーション豊かにつるべうちで見せられる。酔った女性が主人公と不本意に結ばれた(=強姦)と示唆するショットはごくごく簡素に示されるだけでこれがプレコード期なのか?と思っていた…
>>続きを読むロイ・デル・ルースは整備された収斂になどいささかの興味もなく、ただあちらこちらに展開し、食いつぶされた物語が取り残されたまま、映画はエンドマークを打つこととなる。だが、そのことは、『従業員通用口』の…
>>続きを読むアメリカじゃ30年代から既にフォーディズムが完遂されておりそれを体現したウォーレン・ウィリアムの利益優先の人生は果てしなく続いていく。アリス・ホワイトのこの時代のどうしようもない世界を強かに生きる姿…
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