血を継いでても継いでなくても辛い局面が多い世界に感じられた。
途中から春江の考えがよくわからんかった。
屋上での吉沢亮の演技は自然過ぎて圧巻だった。
歌舞伎を演じる前の緊張感や登場した時の客席の視線…
素晴らしかった。チープな言い方になるが、邦画の真髄ってこうだよな。
観ていてちらつくミミズクの刺青。
受けた恩を忘れない、という意を込めて彫られたそれに、映るたび意味を探ってしまう。
歌舞伎に…
鑑賞中は、「海外の映画賞を意識しまくってるな」という印象が一番強かった。
たしかに、映像が綺麗で面白かったけど、作中で主な大根田として扱われている「曾根崎心中」は元々かなり話が短すぎた上に、当時…
すごかった! とは思った。
歌舞伎見たことなかったし、まず歌舞伎鑑賞的な意味ですごい体験をした。
本来歌舞伎役者でも踊り手?でもない2人があそこまでの動きに達して映像を作った、って点ももちろんす…
守ってくれる血がないからこそどこまでも芸を極める喜久雄と世襲の血があるからこそ縛られる俊介のそれぞれの生き方が面白かった。
喜久雄は昔から一芸に秀でて顔も美しくて、でも血だけは絶対に手に入らないから…
吉沢亮の「曽根崎心中」は、直視できないほど圧倒的。とんでもないものを見てしまった。
赤い着物、血の鮮烈さ、肌に刻まれた入れ墨、そして白い肌が浮かび上がるコントラスト。全てが絡み合いゾクゾクするよう…
まずは吉沢亮さんに休暇を与えてください。(?)
正直事前の期待値が上がりすぎていたけれど、それを悠々と上回る圧巻の演技、映像美……
お話としては3時間とやや長いけど、起承転結が分かりやすく描かれてい…
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