歌舞伎に魅せられた少年が歌舞伎役者として人間国宝になるまでの50年を描いた物語。
3時間の映画を観るには根気がいりそうなもんだが、とても見やすい。数奇な運命を辿る喜久雄の人生は想像を絶するもの…
約3時間という長さを感じずに映画の世界に引き込まれ夢中になった。美しい。
歌舞伎という1つの芸術の美しさや重みが伝わったのはもちろんだけど、見終わって感じたのはそれ以上に喜久雄という1人の生き様に圧…
歌舞伎のスポ根映画、、みたいな感じがした。全員そんなに悪い人がいない。観る前は類似として覇王別姫が頭に浮かんでいたけど、全然違う方向性の映画だった。覇王別姫の方が人間の嫌な所がドバドバ出てる。国宝は…
>>続きを読む心にぽっかり大きな穴が空いてるから
そこに役が憑依するのかな
虚無の目に惹き込まれて、女性的な魅力に見える瞬間が芸術だった
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映像の凄みと、ストーリーと。
切り分けて考えてみるとこの映画におい…
明るい頭の使わない映画が好きな人間なので少し自分には合わない作品でした。でも、映画館に見に行って良かったと思っています。
素敵な作品だと思った所
・なんといっても俳優さん達の演技
・自分の知ることの…
横浜流星と吉沢亮の2人の演技がすごくて惹きつけられました!
歌舞伎の長に引き取られた喜久雄。長の息子の俊介。次第に仲良くなりずっと一緒に活動を共にし、半半コンビが誕生。
しかし、半二郎が交通事故に…
2人の演技に夢中になった
ダイジェスト感があると言われればたしかにそうかもとなる
しゅんぼうのとこに戻る時プライドやらで葛藤あったやろうなあと勝手に想像してた
凡人から見れば、才能がある上に血の滲む…
国宝って人生
最後まで喜久雄が求め続けたのは死場所なのかなって。
父親が極道の頭として背中に初めに受けた一発以外は正面から弾を受けて亡くなって。
滅多に長崎に降らない雪と共にそれを記憶していて。
…
日本の伝統文化は世襲によって持て囃さてる事へのアンチテーゼと、それで歌舞伎へのリスペクト、との対比が良かった
喜久雄と俊介のライバル物語としてもよかった
喜久雄は半二郎を襲名するが、その血筋には…
ロンドンにいた時から絶対に映画館で観たいと思っていた今作。出遅れてしまったがやっと観れた。
出だしで見事心を掴まれてしまう。
ストーリーどうこうよりも、役者魂や映画関係者の本気を見せられた、やられ…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会