映画館で観るべき
圧巻の演技
歌舞伎への敬意と俳優としての本気を見た
この映画がここまで賞賛されたのは、
映画を観てるというより歌舞伎を観ているような新しい感覚だからだと思う。
パフォーマンスに…
歌舞伎の知識がほとんどない私でも台詞の節々から情景はある程度想像できたし、終始楽しめた!
歌舞伎としての迫力や美しさはもちろん、一人の男の一生としても胸に迫るものがあった。
行き着く先に恵まれれば…
「守ってくれる血が俺にはないねん」
「芸があるやないか」というシーンが印象的で、2人の友情とそれぞれが抱える苦しみに心揺さぶられた。
俊介はその守ってくれる血が原因で亡くなってしまうのがなんとも切…
画面がずっと綺麗だった
喜久雄がお家と歌舞伎界から出ていかなきゃならなくなったときに俊坊と殴りに合いになったシーン、先に手を出した俊坊が喜久雄の鼻血を動揺しつつ謝りながら手で拭うところが1番好きな場…
どなたか教えて欲しい。
半次郎が白虎襲名する時、舞台上で吐血するシーンで、
血を吐く直前に震えてるとき、お腹がゴロゴロするような、もはやお漏らししてるような効果音を聞いたんだけど、あれは本当に効果…
役者の方たちの演技が総じて凄すぎる。
役の中の喜久雄も俊介も命を削って歌舞伎役者として生きてたと思うけども、俳優陣も同じくらい命をかけてお芝居してるのが画面越しにひしひしと伝わってきた。
なんであん…
すごいものを観たというのがいちばんの感想。
日本文化として知ってはいるけど実際に見た事が無い歌舞伎の世界を知り、興味が湧いた。
役者の演技が素晴らしく、語彙力を無くしてすごかった、すごかった。と鑑賞…
芸を極める。
国宝となるまでに
歌舞伎に言葉通りの人生を賭けた、
山あり谷あり。紆余曲折した生き方。
プロフェッショナル魂でもあるが、
芸のみで生きていくしかない。
芸があっても
対照的な御曹…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会