評価の高さの一番は映像美?
脚本としての完成度というか、物語性はそこまで高いものだとは思わなかったかも
それよりも歌舞伎役者の生き様のような 壮絶なドキュメンタリーを観たような感覚
とはいえ、歌舞伎…
菊雄が孤独になった描写で無音になった時の空気感が凄まじかった。映画館を飲み込む音の作りと演出で、ずっと2人の美しさから目が離せなかった。
ビジュアル先行で作ってあるように感じたので、この映画が刺さら…
是非皆さん、見に行きたいと少しでも思っている人は映画館に足を運べと言いたくなる作品。なんせ、テーマが歌舞伎ということもあって劇場の雰囲気と音響が本当に似合うからだ。殊に音響に関しては歌舞伎とは雅な…
>>続きを読むリアルな人生すぎた
まず2人ともお顔が綺麗すぎて女形にピッタリで歌舞伎のシーンはかなり魅入ってしまった美しすぎた!!
どれ程の才能があろうと血は水よりも濃いということ、血筋には勝てないというこ…
一瞬で終わってしまった最高の映画だった。私もバレエやチアダンスで舞台に立っていたため、舞台にかける思いをこの映画から感じ私的には印象深かった。俊介と喜久雄が挫折をしても歌舞伎を続けていたこと、その道…
>>続きを読むその才能が、血筋を凌駕する。
というキャッチコピーが付いてたと思うのですが正にそうで、
血筋も他人も出会いも別れも、何もかも凌駕し喰っていく圧倒的な芸の力。
どのジャンルでもそうですが、圧倒的な才に…
「芸道に生きる」とは実に残酷で美しく、常人には理解出来ない世界だと思った。
しかし、その先にはきっとその道を極めた者にしか見られない景色があるのだろう。
最後の喜久雄はその景色を見られて、少しは報わ…
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