[Story]
江戸時代後期。構想中の物語を執筆するか思い悩んでいた人気作家・滝沢馬琴が、物語に魅了され渋々ながら筆を執った友人の絵師・葛飾北斎が描いた下絵に創作意欲を掻き立てられ、"里見家にかけら…
滝沢馬琴と葛飾北斎、二人のおじいちゃんのバディムービー。どれくらいの視聴者が感情移入できるかちょっと不安😅
馬琴と鶴屋南北が創作についてバッチバチに言論を戦わせるシーンが哲学的で個人的には面白かった…
八犬士のパートは正直チープでつまらないなぁ…と思って観ていたけど,本作は滝沢馬琴パートが本筋と理解したら結構楽しめた。
28年もかけて作品を創り上げる中、息子が去り妻が去り、そらに視覚を失っても…
なるほど。
こう纏めたか。
寺島しのぶ。絞り出すような「ちくしょう」という最期の言葉。これはゾッとした。深い深い愛。
尾上右近の岩。
子供の頃にみていたNHKの人形劇「新八犬伝」を思い出した。
…
八犬伝の作者滝沢馬琴を描いていながら、むしろ歌舞伎狂言の鶴屋南北へのリスペクトを強く感じてしまった作品
劇中で上演される南北の「四谷怪談」(短いながら贅沢で眼福な舞台!)
お岩さんの怪談話を忠臣蔵…
3時間近くあってとても長いけど、劇中劇の八犬伝パートと馬琴の半生パートの切り替わりが好きだった。
八犬伝は子供の頃に読んだことはあったはずでうっすら記憶にあり、おそらく乙女ゲーか何かのオマージュ元…
映画館の予告で面白そうと思ったまま上映期間に行けなかったので配信に来るのを楽しみにしていた
八犬伝という虚と馬琴と北斎(ちょっと南北)の創作側の実が混在した物語。馬琴の失明してから28年間~と予告…
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