観る前はカナは理解不能な言動をするサイコパス性で周りの人を不幸にする悪い女だとなぜか勝手に勘違いしていた。
観ると真逆。繊細で傷つきやすい人で、生まれ育ちの境遇も、中絶によるショックもあって可哀想。…
視聴後、気分悪かった。期待値が高すぎたのはあるが、主人含め登場人物いや〜な感じでリアル。
令和っぽい、生活できるくらいの仕事、嘘、浮気、暴力、堕胎させた過去を持つ彼氏、断ったら暴言吐いてくるキャッチ…
わからなさ、名付け、身体について考えた。
名付けることラベル付けすることはわかることかもしれないけど、わからない。
<かなのこと理解している>
<わかる、って言われて嫌だけどうれしい>
似ている…
説明台詞がなく、カナの"今"だけをただ映す物語。カナのどうにもできない生きづらさを客観的に淡々と見続ける二時間、会話以外のセリフがないから映像にグッと引き込まれてあっという間の二時間だった。
カナの…
余白が多すぎても分からなかった。境遇が主人公のアイデンティティに影響しているのは分かったけれど、そもそも「その境遇だとこうなるよね」という常識が自分の中にはないので、主人公とは相容れないし、その周り…
>>続きを読む河合優実の演じる主人公のキャラクター造形がとてもユニークで魅力的で、あまりにも無軌道な奔放さに思わず笑いが漏れる。痛快さすら感じた。めちゃめちゃな所はあるけど堕胎の所とか女性としての切実な所もあった…
>>続きを読む河合優美だからできた役
後半の多重人格ともとれるような演技は見事
ホンダと離れた後、憧れの世界に突入するはずが自分の居場所ではなかった
国籍も曖昧、仕事、恋愛のなかにも自分が見出せないところが…
何をしたらいいかわからない、何をしても何かが足りない、そうした状態がずるずると続いて、次第に自分事が自分事じゃないような気がしてきます。ただ、毎日がつまらないことは必ずしも自分のせいだけではなく、単…
>>続きを読む©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会