恥ずかしながら、この映画を通してブラジルの闇の歴史を学ぶこととなった。自国の、本来なら隠しておきたい暗部を、映画として昇華し、エンタメ作品としてこのレベルに仕上げられると何も言えない。
他国はこうい…
国家ぐるみの犯罪とは何故こんなにも醜悪で極悪なのだろうか…
前半に家族の仲睦まじく平和な日常を丁寧に時間を掛けて描いており、日常が崩れた時の落差にとんでもない絶望感を感じた。
少し意外に感じたの…
軍事政権下のブラジル。1人の元議員が連れて行かれた後の、家族の姿を追った力作。
前半はブラジルのビーチで遊ぶ、犬と戯れる、家でテーブルサッカー、踊りを家族全員で楽しむ和やかな雰囲気がありつつも、大使…
今日は「アイム・スティル・ヒア」を鑑賞。妻エウニセと5人の子供たちと暮らすルーベンスは軍に連行されそのまま行方不明になってしまう…70年代軍事政権下ブラジルであった実話ベース。とにかくエウニセ役フェ…
>>続きを読む"俺の巣を侵略するコンドル作戦
許しはするが、決して忘れない"
ラブアンドピースのビートルズ、性的な歌を書くゲンスブール、ヒッピー映画を撮るアントニオーニ、Z=彼は生きている
自由に見える欧米の…
最初のビーチのシーンが素晴らしく、海に浮かぶ母親、サッカーする子供、ビーチバレーに興じる娘達は視線とボールの行き交いによってアクションが緩やかに繋がっていく。その後のポップ・ミュージックによる画面の…
>>続きを読むこういう映画をあまり観ないので新鮮な気持ちで見れた。
母と子供達の関係の描写が巧み。
母の子供達の前では平然を装いたい気持ちとでもどこか違和感を感じとる子供達。
子犬が事故に遭うシーンで監視をして…
ブラジルの軍事政権下における実話をもとにした1作にして、非英語映画ながらアカデミー賞はじめ各種賞レースを席巻したところからも、“真の名作”としての威光を感じる。ロードムービーのイメージも強いウォルタ…
>>続きを読む©2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiração/MACT Productions/ARTE France Cinéma