名前のノートの作品情報・感想・評価・動画配信

『名前のノート』に投稿された感想・評価

真一
3.7

 右派勢力の歴史修正主義に抗う南米チリの短編映画。「かつてのピノチェト軍事政権が多数の市民を拷問したり、殺害したりしたというのは共産主義者のデマだ」とする歴史否定の動きに対抗し、白黒のアニメーション…

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notto
3.5
書いては消して、破られては再生する
行方不明になったが、確かにそこに存在していたということを1つのノートだけで主張していた
チリ怖いな
3.5

💻 ショート・アニメーション
監督:クリストーバル・レオン、ホアキン・コシーニャ

「オオカミの家」の監督コンビがチリで起きた失踪事件をモチーフに描く短編アニメ。

1973年、チリで軍事クーデター…

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書いては消してのアニメーション。

8分に、名前のノートに詰まっている。
Sayaka
-
親にしかできないジャーナリズムもあるんだな、と。
伝えること・届けることももちろん大事だけど、受け取る側の姿勢はきっともっと大事。
**失われた子どもたちの存在を忘れないようにする「記憶の装置」**として淡々と読み上げられるナレーション。

突然子を失った親の痛みが伝わってきて涙がほろり。
kaorui
2.5

名前に言霊が宿る。
チリの軍事政権下で行方不明になった若者の名が記されたノート、ページが捲られる度にそこに刻まれた言霊が解き放たれる。

リードオルガンと静謐なスキャットが共鳴し、若者たちの今も続い…

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六口
3.0
考えさせられる内容であると同時に、気づいていないだけで身近にある問題の提議
生活していく中で彼らの名前と、その闇深さについて考えていかなければならない
ノートに書いて、映画を撮って、やっとわたしのところに届きましたよ
忘れないようにするし、誰かに伝えます

ホアキン・コシーニャ×クリストーバル・レオン監督作品

「オオカミの家」に続き実際の事件から着想を得た短編ストップモーション。チリの闇深すぎる。。

行方不明になった子供たちを探すでも救うでも無く、…

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