「映像」というものそのものが持つ強さと重さに圧倒され続けた1時間40分だった。ことばや写真ではとらえられないであろう、無数のことばを放つ沈黙。実に多くの示唆があり、見終わってからずっとどうすればよか…
>>続きを読む見終わった後、タイトル通り「どうすればよかったのか」と感じました。時代背景もあるでしょうし、一概に誰かの判断を否定は出来ませんが、やるせない気持ちが残ります。
この映画の特筆すべき点は、監督の実の…
普段ドキュメンタリー映画はほとんど見ないジャンル(それもこうした「社会的なテーマ」)だが、友人たちがこの作品がすごいと口々に語っていたのを聞いて、興味が湧き結果映画館に足を運ぶまでに至った。
姉が統…
仕事柄統合失調症の方と過ごす機会もあり、投薬治療で改善することも知っているが、通院させたない、親、その中で葛藤する息子、姉の晩年の人生、どうすればよかったんだろう、、、
ドキュメンタリーとして、家族…
正直、観る前は「どうせ気分が沈むだけだろ」と散々迷った。でも結局観た。登場人物が何度も「どうすれば良かったのか」と振り返る姿に、老いてきた両親の介護と、それを真正面から考えたくない自分が重なってしま…
>>続きを読むお姉さんの立場にもなったし、監督(弟)の立場にもなった。
両親の立場にはなれなかった。私が子どもを産んで育ててないからだと思う。
つらかった。両親に言葉を投げかけても届かない感じが。
母親は父親のせ…
自主上映会にて。
公開が決まった時から気になっていて、でも近くの映画館での上映がなかったので、こうして上映してくれてありがたい。
治療を開始してから3ヶ月で生活を取り戻せたから25年間に得られた…
医学部に行き統合失調症になった姉に関する弟によるドキュメンタリー。医学部卒基礎系研究者の父と薬学系研究者の母。海外に住んだり自宅に設備を揃え研究室を作ったり裕福でインテリジェンスの高いはずの家庭。舞…
>>続きを読む早稲田松竹に通りかかって急遽見ることにした。公開時から気になっていたけど、無防備に見れたのは結構よかったかもしれない。良い映画だった。
叔母へのインタビューのところで、カメラのこちら側にいる人間の揺…
(C)2024 動画工房ぞうしま