圧倒的に引き込まれる流れと間だった
監督の声が記録を始めた頃からあまり年老いたように聞こえないことも、引き込まれていく要素のひとつだった
愛されてきた弟としての愛らしさを持っていたいのかな、と。
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あまりにもむき出しで、圧倒されてしまった
ドキュメンタリー自体これまであまり見てこなかったので、こんなにもむき出しなのかと残酷さに観ている途中で頭を抱えてしまった……
「どうすればよかったか」とい…
あっという間だった。鑑賞者は作品の技術内容を述べるよりも、まずこの製作期間に狂気じみたものを感じるだろう。藤野監督はその冷徹な狂気を以てして粛々と撮り続けたのだ。その胆力は一様ならぬものである。
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統合失調症を発症した姉、医師で研究者である両親を、弟が約30年もの時間、撮影し続けた作品。
この映画を観るのははっきりいってとても疲れた。本当のことを言っていない人たちの会話を聞くのは大変なことだ…
もしあの時こうしていればとは思うものだが実際にそうしていたらどうなっていたのかは確かめようが無く、モヤモヤとした気持ちだけが残る。
人生の色々なところで分岐点が有り、選ばなかったほうのパターンの人…
星をつけるとか評価するとかっていう映画ではなく、
ただ壮大で、だけども当たり前にそばにある可能性がおおいにある事実をただ観た感覚。
お姉ちゃんが統合失調症になったというところが大きな点だが、
両親…
辛くなるだろうと想定してはいたものの、実際開始2秒でもう外へ出てしまおうかと迷った。
当事者や当事者家族が観るには本当に覚悟が必要だ。
見てよかったとは思う。これだけ生々しい映像記録は本当に貴重だろ…
姉だけが別の次元に生きているかのように見えた。別の次元の姉がひとつの体に入れ替わって話しているような感じ。
母親が認知症を発症してからの手遅れ感というか絶望感が凄かった。
最後のインタビューから両親…
父に褒めちぎられる30の映画学校生と、
この映画を「どうすればよかったか?」たるものにする
最後に父との会話を行う体の大きな男性と、
何か違う人に見えて
気づいたら捕まっちゃった感じ
目を離せない…
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