大人は子供だったのに、子供だった頃の感情忘れがち。
トークショーでの奥山監督の話さない権利という話が良かった。余白で考える映画。
キャストが本当の選手だからこその空気感で、半分ドキュメンタリーみ…
《試写会にて鑑賞》
コーチの指導停止と教え子の自殺。
ジュリーを待っていたのは大人たちからの
ヒアリングによる精神的負担でした。
実際の選手が演じているからこそ
息苦しさがリアルに伝わってくる…
沈黙から感情が立ち上がり、言葉にしないこと自体が抵抗として描かれる。 体育会系に限らず起こりうる力関係や加害のグレーさがリアルで発言を迫られる息苦しさに共感。 テニス選手が演じる、台詞なく語る身体に…
>>続きを読む2025(200)
あえて全てを語らず、観客が考える余白を与える“引き算”の脚本が光る、ベルギーからの挑戦状。
一向に語ろうとしないジュリーに苛立ちを覚えてきて、事件についての探究心が増してしまうけ…
頼していたコーチの疑惑に沈黙する教え子。
あることないこと推測されてしまう中、沈黙することの勇気ですね。
なかなかできなそう。
言葉を使わずに貫く姿が強く印象に残り、映像からも静かな力を感じました。…
事件の説明がほぼなく、想像力を刺激される余白の美。実際のプレイヤーだから伝わるボディーランゲージの雄弁さ。好奇心や優しさが見えない重圧となり、それに耐えるように一層練習に打ち込み、強くなっていくジュ…
>>続きを読むテニスクラブの仲間の一人が自殺し、そのコーチとの関係性が問題視された。同じコーチについていた15歳のジュリーは、多くの人に心配され面談が行われるが、ジュリーは何も語らない…という流れ。
事件後から…
試写会にて鑑賞。
タイトルの通り沈黙を続ける主人公。
何があったのかはっきりしないまま物語は、進んでいくのだが、その空白を埋めたくなり答えを求めている自分に気付かされ、はっとした。
はっきりとしない…
『沈黙』することも権利である。
どうしても真実を明かしたい欲求があるが当事者になったとしたら、言いたくないタイミングもきっとあるだろうから、その時を待つということ。
見終わっても明かされず意味が分か…
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