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わたしは異邦人/昼のアポロン 夜のアテネ

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わたしは異邦人/昼のアポロン 夜のアテネの作品紹介

わたしは異邦人/昼のアポロン 夜のアテネのあらすじ

孤児として育ったイスタンブール生まれの新米霊能力者ダフネ。ヒト嫌いの彼女は人生を一かゼロかで捉えている。彼女が古代遺跡の残る地中海の古い町シデに来た目的は、長い間行方不明の母親を探すことだった。 だが、ダフネの手許に残された唯一の手がかりは、遥か昔にトルコの名もない遺跡で撮影された、母親のぼやけた写真だけである。あてのない“人探し”を始めたダフネは、やがてマルクス主義革命家、娼婦、原始の巫女といった不思議な人々と出会い、彼らの協力を得て<母親探し>を続けるようになるのだが、彼らも“見返り”を求めてダフネに近寄って来たのだった…。

わたしは異邦人/昼のアポロン 夜のアテネの監督

エミネ・ユルドゥルム

原題
Gündüz Apollon Gece Athena/Apollon by Day Athena by Night
公式サイト
http://www.pan-dora.co.jp/ihojin/
製作年
2024年
製作国・地域
トルコ
上映時間
112分
ジャンル
ファンタジー
配給会社
パンドラ

『わたしは異邦人/昼のアポロン 夜のアテネ』に投稿された感想・評価

Omizu
3.5
【第37回東京国際映画祭 アジアの未来部門出品】
トルコのエミネ・ユルドゥルムの監督デビュー作。東京国際映画祭アジアの未来部門に出品されている。

アジアの未来部門の中でも評判を呼んでいる作品ということで鑑賞。期待が大きすぎたのかそこまでハマれなかったが、良質作であることは間違いない。

端的に言って主人公像が非常に魅力的。役者さんの力もあり、幽霊が見える女性というのを魅力たっぷりに描けていた。やや平坦な部分が散見されたものの、生者と死者のあわいで生きる孤独な女性像がいい。

孤児として育った彼女が母の幽霊を探して彷徨う。その過程で様々な境遇の幽霊たちや生者たちと出会う。このプロットで実に魅力的だ。

一方で映像的な豊かさはあまり感じることが出来なかった。もちろん古代遺跡は美しいのだが、ややそこに頼りすぎている気がした。監督独自の感性で捉えた映像美があればもっと深みが出たように思う。

あくまで「アジアの未来部門の中では」という括りになるが良作だと思う。上品で抑制の効いた演出がよかった。
3.5
【探索者から先導者へ変えたシデの幻想譚】
■あらすじ
イスタンブール生まれのストイックなプログラマーであるダフネは、自分を捨てた母を探し求めて、古代遺跡が残る地中海の都市シデを訪れた。

彼女に残された唯一の思い出の品は、トルコの名もなき遺跡で撮影された、若い頃の母の不鮮明な写真だけ。
その滞在に、度々顔を出すのは年齢不詳の男性フセイン。彼とは移動するバスの中や墓地などダフネが訪れる場所にたびたび居合わせる。
彼と付き合ううちに、孤児院育ちの彼女は不思議な人びとにめぐり合っていく。革命家、娼婦、口のきけない女性神官…不思議な人びとは、“母探し”への協力をお願いする度に引き受けてくれる。「見返りは何?」ダフネはその度に尋ねるのだった。
彼らの協力を得て、母の姿を追い、丹念に数々の古い町を歩き回り、ようやくアンタルヤに辿りついたダフネ。そこには驚くべき事実が待っていた…。古くからの歴史が息づく街で、思いもよらぬ結末にめぐり合ったダフネは、やがて新たな自分を知っていく—。

■みどころ
行方不明の母を探す女性のお話。

過去と現在、現実と神話の世界を往来する軸を基本に様々な人物と出会って会話をしていく。
話が進行するにつれて霊感が強い主人公という設定が如実に反映されるが如く生と死という概念が映画を覆い、古代遺跡が残るシデも相まって物静かながら幻想的な映画でした。

現実と神話・幻想を往来していく映画はよくあると思うけど、本作が興味深いのは現実と幻想の往来を通じて母を探す主人公のアイデンティティが変化し、アイデンティティの成熟と共にアイデンティティを活かす部分にあると思う。

映画では主人公はある大きな出来事に遭遇する。
そこからはシデの都市で主人公は滞留するような感覚に陥るが、同時にシデで過ごしていく中である疑惑が生まれる。
テレビの衝撃的なニュースを見た主人公はその疑惑が確信に変わっていく。
その中で主人公が母を探す中で「見返りを求める」という行為を無意識に行っていたが、主人公の大きな内省と疑惑と共に「見返りを求める」から「何が出来るか」に変わる。
その手助けをして現実と幻想の境界でもある海に立ち会う事で過去と現在、神話と現実の境界を対話したり認識するアイデンティティからどこに属するか模索した帰結なのだなと。

名も無き声に触れる語り口から不安定だったアイデンティティが徐々に宿命として確立する姿は映像美と荘厳さを覚える、そんな作品。
Juzo
4.4
イスタンブール出身で孤児として育ったダフネが、行方不明の母を探す旅に出るところから始まる。彼女が訪れるのは、古代ギリシャの神殿や円形劇場が残る地中海沿岸の町シデ。そこには観光地らしい喧騒と同時に、過去の記憶や見えないものの気配が色濃く漂っている。
母親を追う行為は、実は自分のルーツやアイデンティティを確かめるためであり、その旅の中で出会う人々や霊とのやり取りは、彼女が自分の輪郭をつかむための鏡なのだと感じた。

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