このレビューはネタバレを含みます
圧倒し続けた78分。
瀧内公美さんの長回し一人芝居が凄い。
閉院した病院なのに埃っぽさがなくあるのは口笛を吹く人形、飲みかけのワイン、肖像画、手紙。
きっと彼女は閉院後も何度か立ち寄っている気が…
オープニングからの映像美にドキッとする
瀧内公美さんのいやらしさ、意地悪さ、美しさ、何もかもが堪能できる
まるで金田一耕助が出てきそうな洋館
(友人の家の近くだった)
そこの絵画のモデルはき…
中村文則の短編小説「火」を映画化した作品。原作は敢えて読まずに鑑賞。
映画は瀧内公美の一人芝居で構成され、その演技力と魔性的な魅力に引き込まれていく。
精神科の病院内で彼女の幼い頃の大きな過ちと…
全編一人芝居という攻めた構成。
女がフラリと立ち寄った人気のない精神病院で自分の壮絶な反省を語りだす…という中身だけの勝負。
主演:滝内公美の美しさと演技力のおかげで一秒も退屈せずに観ることが出来た…
中村文則の「火」は2016年に桃井かおりが監督脚本主演で「火 Hee」として映画化されていた。その時のプロデューサーが奥山和由。桃井さんがすべてをコントロールするのではなく別の監督あるいは脚本に誰…
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原作未読、撮影方法などはネットニュースで事前に読んでいて、瀧内公美さんの一人芝居とわかった上で観に行きました。
映画にしては短いとはいえ、この長尺をもたせてしまうのは、演者さんの力なのか監督の力な…
「敵」で瀧内公美さんを知り、なんという色気の持ち主か、と目を奪われました。そんな彼女の一人芝居。古びた洋館で、話しかけるかのように、独白は続く。ミステリアスな彼女の個性がハマった、唯一無二の作品。か…
>>続きを読む【捉えどころの無い悪夢のような彼女の過去】
一人芝居で78分。
インディペンデント映画。
美人とメンヘラの香り。
そんな気になる要素に誘われて劇場で鑑賞いたしました。
映画として制作するのはかなり…
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鑑賞後ずっと不思議な気分。夢の中にいたみたいな感じ。女以外の登場人物も場所の変化もないのに自分の頭の中であらゆる出来事を映像として観ていたかのような。*
瀧内さんの演技、声や表情はもちろん、所作やタ…
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