まるで夢を見ていたかのようだった
空中をふわふわと、また水面にぷかぷかと浮かんでいるかのような所在なく揺蕩い目的なく進んでいくようなこの浮遊感は、ストーリーももちろんそうなのだけど作中で使われる音…
カイルを轢いた列車が巨大な影になって、コルトンの前を素知らぬ顔で轟音と共に走り去っていくとき、命をあっちに連れて行く死神ってこんな感じかと思った。
ホイットニーが、ある友達の方に似ていて、学校生…
『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせるノスタルジー。親友の喪失という悲壮が地方都市の情景と融け合い、やがて生と死の境目を越えた超現実性を浮かび上がらせる。前半は少年二人の友情と喪失、後半は少女の孤独…
>>続きを読む孤独と繋がり、そして死。
作品で伝えたかったメッセージは分からなかったけれど、映像と音楽と雰囲気はメッチャ好きな作品だった。
特に好きだったのはロッカーが映るシーン。
無数に並ぶロッカーがどこま…
カナダ・カルガリーの郊外を舞台に、グラハム・フォイによる長編初監督作品である。グラハム・フォイ自身が育ったカナダ西部のアルバータ州カルガリーで撮影が行われ、美しい自然が大胆に、しかし繊細に描き出さ…
>>続きを読む鑑賞前情報:ポスター
大都市での評判が良かったので鑑賞。
私自身でちょっとハードル上げすぎた分、物足りなさとモヤりがありました。
スケボーシーンのような疾走感があるところは前半だけで、中盤から後半は…
セリフ少ないしあまり分からなかった。けど雰囲気は良し。線路のとこ…stand by me?リヴァーフェニックスに顔似てて驚きながら見てた。最後、黒猫ちゃんと会ってるということはコルトンも向こう側行っ…
>>続きを読むとても個人的で切実な青春の危うさが描かれていて、ちょっと他の映画では観たことないバランスの作品だった。淡々と、でももう戻らない時間があり、突然それが無くなってしまったこと自体を受け止めきれない切実な…
>>続きを読む(C) 2022 FF Films and Medium Density Fibreboard Films.