撮影当時、現役の高校生だった柳明日菜さんが監督・脚本・主演と全てにフル回転したパッションがごった煮のように詰め込まれていて、全体的に整然としてるわけではないけど、その粗削りな感じがまた心地良かったり…
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徳永英明さんの名曲をタイトルに付けた青春映画。
色々とあったみたいですが、映画はすごく良かったし、熊本の期待の星、やなぎ監督の今後が楽しみになる映画でした。
内容ですが、冒頭はとにかく笑えた。
高校…
撮影当時は監督・主演の柳さんは高校生だったようだが、イメージと違い難解映画だったw上映後の舞台挨拶で本人もシナリオはバラバラなところもある(意図的に)ようなので難解でもいいらしいが、所々にメッセージ…
>>続きを読むおもしろかった!
ショットがいいから、最後まで楽しい。
音楽に頼っている部分はあるけれど、繋ぎも斬新。
ラストのロングショットからここぞで使うアップのカットバックは、10代を見事に表現していて、若さ…
このレビューはネタバレを含みます
狭苦しい平均台が誰かと歩みを共にできる広い道路になったということ
欠乏も悪いことばかりじゃない、干上がったところに道ができる
小津安二郎といえば切り返しショット、この映画では監督自身が直面する現実、…
フェリーニよりもジム・ジャームッシュじゃない?ジム・ジャームッシュの処女作感。1980年代かその前の海外の傑作と言われるような映画を見た気分。日本に柳さんという才能が生まれたのが奇跡。この演出力脚本…
>>続きを読む試写会を含めて2回鑑賞した。
観終えたあと、ベネチア映画祭で観た『あの子を探して』が自然と脳裏をよぎった。どちらも、10代の急激な成長を、喜怒哀楽という感情のグラデーションを通して、丁寧にリアルに描…
©︎映画「レイニーブルー」製作委員会