観た、じゃない。呼ばれたのだ。そして拝んだ。ありがたや、怪作降臨。
最初の数分で分かった。動揺を味わう体験だと。全編にわたって、作り手の善意と悪意と国を思う本気が、完全に違う方向に行ってしまってる…
やってることはゲスなのに変な思いやり。気を遣うのはそこじゃないだろってところが面白い。ズレた感覚の人たちをシニカルに描いたホームドラマ。
「ユニーク」と言われると没個性の私たち日本人からすれば褒め…
山内ケンジは舞台の方が面白い。今回の作品も舞台的なので、動きのない会話劇。
タイトルは客の娘の婚約者が日本は「衰退するので、一番を目指すのではなく、アジアのユニークな国を目指した方がいい」という発言…
義父を介護しながら夫不在の日中に
自宅で闇性風俗を営む女性の話。
監督の前作に引き続き、
主人公の声がかわいい。
主人公の女性は安倍晋三が大嫌いで、
客が安倍嫌いなら過剰サービスになり、
自民の…
山内監督の映画は観たことなかったけど、手掛けたCM作品は有名なヒット作ばかりだった。この映画もとても不思議な面白さで…主人公は対人がとても優しく思いやりもあるのに、やってることはヤバすぎる。政治に敏…
>>続きを読む売春、貧困、政治、介護。日本に渦巻いている深刻な社会問題を一軒家に落とし込み、笑いを交えて描いたユニークな良作!
たしかに自分もクライアントが熱心な自民党支持者だったらそれだけでやる気起きないと思…
曜子の言動は一貫している。
一貫しすぎていて、生きづらい。
まるで、母のようだな…と観ながら、終始泣き笑ってしまった。
終盤「私が自分勝手なことをしたから」というセリフからも、確かに身勝手なのかも…
会話劇うまい。病んだ隣人が友人夫婦に相談するシーン、何と言っても異常なほど緊張感を増すイデオロギーの対立。そして客が安倍派だと分かったときの曜子の早口が良い。舞台挨拶での岩谷さんの振る舞いに好感を持…
>>続きを読む〇主人公の家は、まるでインターネットの空間のようだった。第一に、それは客の男性たち、旦那、父親にとって、主人公が「理想」であると同時に「幻想」である、という意味においてである。本作の数多くのシーンが…
>>続きを読む© 「アジアのユニークな国」製作委員会