夕方からどんどん暗くなってゆく闇。その向こうにチラチラ見える灯。
そんな景色をもう何年見てないだろうと思った。冒頭のべったりした都会のビルだらけの風景と対比した荒れ狂う海やシンとした雪景色にその映像…
言葉と離れて旅に出る。
言葉って当たり前にある分疲れるんだよね。余計なものまでついて回る。
ネットニュースやSNSなどで常に他人の沢山の情報(言葉)に触れて疲れている現代人が観たら良い映画と思った。…
劇中劇と現実の旅行パートの共通点を自然と探してしまう。夢を思い出そうとするかのように。
結局あのカメラはどこへ行ってしまったのか。フィルムカメラは現像しないかぎり、何が写っているか分からない。機材の…
「日常とは周囲のモノや感情に名前を与え馴れ合うことだ」
「言葉から遠いところでそのままずっと佇んでいたい」「しかしいつも必ず言葉につかまってしまう」
私は夏休みの宿題で出た読書感想文が苦手でした。…
★★★liked it
『旅と日々』 三宅唱監督
Two Seasons, Two Strangers
シム・ウンギョン as 脚本家・李
&堤真一 as 宿主・べん造
人は、そんなに綺麗に変…
つげ義春の原作も読みたくなった。
旅は言葉から離れようとするための行動である、というセリフを聞き、ちょうど旅行中言葉を失うほど綺麗な景色を見たばっかりだったので、そうだな、と思った。
しかし自分が…
詩的な映画。夜明けのすべてより婉曲性が増していて、話の構成ではなく気配を際立たせている。あと夜明けのすべて以上に静謐なトーン。
一本の映画でここまで豊かな夏の色彩と冬の色彩を味わえるのは贅沢だと思っ…
私小説的な旅情と心象風景、他者との微妙な距離、どこか自閉的なコミュニケーション。
演劇的(記号的)で、決してリアリズムではないが、妙な説得力はある。
つげ義春らしい世界観も非常に上手く映像化されてい…
© 2025『旅と日々』製作委員会