つげ義春の漫画を観たことはないのだが、同じつげ原作の「旅と日々」と引き比べることで「つげらしさ」をある程度つかめた気がする。ニヤけてしまうようなコメディ感や、事件とも呼べないような小さな物事が静謐に…
>>続きを読む後年の「旅と日々」と似て雪国に振り込められた動きがとれないのをそのまま撮っている。ふたりの男を監督と脚本家に割っているが、脚本家という設定は受け継がれた。
ひどいボロい民宿にひとりだけふりで泊まる原…
過去鑑賞。山下敦弘2003年監督作品。「1980」の長塚圭史と「飼育の部屋 終のすみか」の山本浩司主演映画。
顔見知り程度でしかなかったふたりの青年が織り成す、おかしくせつない旅を描いたオフビート…
BRUTUSの美しい日本映画特集でシムウンギョンさんが選出していた。同原作つげ義春『旅と日々』を先日観たこととWOWOW配信終了間近だったので観ることにした。
めっちゃ好きだった。
つげ義春は雪や白…
駆け出しの脚本家・坪井と映画監督志望の木下は、友人・船木の旅行計画に便乗するが、船木が遅刻したため二人だけで温泉街を旅することになる。互いに友人ではない微妙な関係のまま旅を続けるが、目当ての旅館は潰…
>>続きを読む独特のリズムで間合いとか緩急で喜劇を描けて得るのがすごいし、くるりの音楽もそこにハマって弾ける感じ。顔見知り程度の2人の距離感とか、壮大な海にポツンと3人がいる感じとか、宿(?)がメチャクチャな感じ…
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