
敷き詰められた書類の等閑なイメージ、ピアノならピアノ、バイオリンならバイオリンと同じカテゴリーで空間を満たす押収品、これらの均一化や統一のモチーフと同じく、ローアングルでの螺旋階段のショットが入る。…
>>続きを読む当時の東欧の歴史を振り返りそのコンテクストの中でこの映画を捉えるとあらたに見えてくるものがあるかもしれない。映像と音楽を絡めて斬新な作品に仕立てようとする工夫はよく理解できる。だが個人的には、政治的…
>>続きを読む密告の恐れという見えない恐怖。
日常の中に潜むだけでなく、人の頭や心の中にも潜むから見えない恐怖というものは恐ろしく危険。
壁掛け時計が敷き詰められたシーン、ピアノが並ぶシーン、迷わず電話をと述…
観終わって、なんかすごく印象に残って、ちょっと変わったこのタイトルの意味が知りたくなり、思わずパンフレット買って帰りの電車ですぐ読んだ。
「存在の耐えられない軽さ」とかを連想したけど、じつは時代設定…
人間は極限状態において、いかにして迫害者の論理を取り込み、自分自身や愛する者を怪物のように喰らい尽くしてしまうのか。
抑圧された環境下では、被害者同士が手を取り合うのではなく、むしろ自分が生き残るた…
どのシーンを切り取っても完璧な構図が美しいモノクロ映画。
やたらと音が大きくて終始不快。
冒頭から耳を塞ぎたくなったし、犬の鳴き声に本気で驚いてしまった。
最初から最後までストーリーが掴めず、ディス…
表題の含意は飢餓や病を象徴する黙示録の四騎士に次いで、恐怖を利用した全体主義が現代における第五の騎士であるってところだろう。アーレントっぽい。
自決直前の主人公の最後の台詞「私が何者かは私が決める!…
医者として
人として
目の前の命を救うため
壊れた街を彷徨っている
彼のためだけに私は
他人の監視を潜り抜け
壁掛け時計にならぬよう
奏でぬピアノにならぬよう
息を潜めて
気づかれぬよう
…
© Czech Audiovisual Fund, Source: Národní filmový archiv, Praha