1936年ポーランド。小児科医で孤児院の院長のコルチャックは、子どもたちを守り育てることに喜びを見出していた。しかし1940年、ナチスの侵攻によりユダヤ人はゲットーに送られることになり、コルチャック…
>>続きを読む事前情報皆無だったので、ヤヌシュ・コルチャックの伝記物かと思ったらあら違う。名監督しか許されない現実改変能力が遺憾なく発揮。トレブリンカ行き、鈍行列車の行き先は...。
ショーシャンク以上に泣けます…
幸運にもアウシュビッツの戦禍には掛からず、戦後も生き延びた生き残りとしての矜持がアンジェイ・ワイダにはあった。俗に言う抵抗3部作は無抵抗で収容所送りとなった人々の叫びを代弁するような情け容赦ない痛…
>>続きを読むこりゃ名作だ。
ワイダの作品って戦中や戦後のポーランドを描いたものが圧倒的に多いけど、作品によってわりとテイストが違って、中にはだいぶヘンテコな映画もあるけど、これは誰もが納得の名作だろう。
アグ…
重厚なドラマ。序盤の水辺での幸福なショット。恋人への未練のラブレターを書いているところ、その手紙を取られたあげく読み上げられて、激昂した少年が、ラブレターを読み上げた少年(母が直前に死んでいる)を追…
>>続きを読む1936年ポーランド。子ども向けラジオ番組のホスト役で人気を集めていた、ユダヤ人小児科医コルチャック。
第二次世界大戦が始まり、コルチャックが運営するユダヤ人孤児院の子どもたちも、ゲットーへの移転を…
Image: Ziegler Film/Renata Pajchel