チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグの傑作…噂にたがわぬ、容赦のない凄まじい作品でした…。
ヤン・ニェメツ監督の長編第1作…。
ホロコースト映画…但し、収容所の場面は一切なく、反戦、反ナチと言うよりは人…
チョコスロバキア製のハイ・コンセプトな脱走もの/ホロコーストもの。
説明とセリフを極力廃してるけど、過去にあったことと未来に起こり得ることをカットバックで織り交ぜながら進んでいく。ので話はわかりやす…
アウシュビッツ体験をもとに書かれた原作の映画化。シュール・リアリズム的手法を取り入れた反戦映画。「マルケータ・ラザロヴァー」(1967)、「ひなぎく」(1966)と共にチェコ・ヌーヴェル・ヴァーグの…
>>続きを読む尺僅か70分弱というのもあって小品扱いされてあんま有名じゃないんだろうけどもったいないな。
冒頭のロングショットに始まり、独特な編集とともにばらけていく時系列がやがて分岐までし始めて、おじさまたち…
寒い。飢え、渇き。苦しさ。収容所の息づかいを何キロも手前から感じ、ユダヤ人貨物列車から飛び降りる二人の逃亡から物語は始まります。二人は、斜面を転げ落ち、川を横切って、次の斜面を這い登り、光と影が染め…
>>続きを読む映像本位。
長回しと手持ちカメラの運動感。
走り、徘徊、呼吸の起伏、身体の振動まで細部のあらゆる体感がフィルムの粒子に捉われた。
アンダルシアのアリ、戦艦ポチョムキンの画面重複、シュルレアリス…