加害者の家族も被害者という言葉がこの映画のメッセージなのだろう
そして、この監督さんが前作でも提示してきた死刑制度について、続けて考えて欲しいと繋げている
静かなドキュメンタリーだが、上映後に考えさ…
なんと感想を述べれば良いのだろうか。
松本麗華さんと長塚さんの舞台挨拶の回で鑑賞できたことはとても貴重な機会でした。当時の出来事はTV越しに大変なだなあと他人事でみていたものの、強く印象に残っていま…
親の因果が子に報い、なんて定型句を何ともなしに、ともすると賢しらに口の端に上らせたりするがしかし「お前それ言えんの?」とこの連坐制大好きっ子が揃った国民性の国でたまたま因業な親を持ってしまった彼女を…
>>続きを読むあらすじ
1995年3月、日本を震撼させた地下鉄サリン事件。その首謀者の娘として生まれた松本麗華(まつもと・りか)は父親が逮捕された=時12歳。
以来、どこに行っても父の名、事件の記憶、そして「お…
人の命を奪ったのであれば、死をもって償うべきと考える。それ故に、絶対に冤罪があってはならない。自分は、原田さんのようには考えられない。
麗華さんは、職にも就けず、銀行口座も作れないという厳しい状況の…
オウム真理教教祖、麻原彰晃の長女である松本麗華を主題に据え、彼女の自己弁明と自我の回復を描く試みである。
しかしこの作品を単なる加害者家族の苦悩と再生の物語として消費することには、知的誠実さの観点か…
彼女は絶対に謝らない。
自分の命、家族の命、自分の人生、
家族の人生、彼女にとってそれは
かけがえが無いということは、わかる。
同時に何のいわれもなく突然、命と人生を奪われた人、その家族にとっても重…
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