ラジ・リのそれとも違う団地クライム映画で終始低体温かつ落ち着き払ったまま事態が進行していく。このご時世に完全犯罪が成功するとマジで思ってんなら片腹痛しだが、喧嘩売っちゃいけない相手に喧嘩売った報いを…
>>続きを読む語りの緩急・リズムが『ファブル』に似てると思った(マンガのほう)。冒頭、テンプル森の団地をストローブ=ユイレ的パンの三倍速で映す。葬儀の参列者が正装でない。黒い服ばかり。「ガレージ」で若めの仲間が場…
>>続きを読むお!なんか「やかまし村の子供たち」みたいなタイトルの映画や!(全然違う)と観に行った。
テンプル森ってのは低所得層向けの団地で、かつて森だった場所を伐採して作られたとのこと。
襲撃を受けてその後…
映画批評月間
ポンス氏の伏線回収のラストも含めて、展開が全く予想もつかない作品。
狙う相手を間違えると痛い目に遭う。
バンリュー、ギャングと聞いててっきり「レ・ミゼラブル」みたいな若者の話かと思い…
テンプル森という名の低所得者層向け団地で暮らす複数の男たちは、銃を手にサウジアラビアの王子の部下が輸送する多額の金銭を奪いとる。成功裡に終えた彼らはその金で何をするか。湯水のように金銭を使いはたすか…
>>続きを読むある種のフランス映画に通底している、観客のことを信頼している共通認識が自分には本当に心地よいことを再認識。そもそもの土壌が違う感じというか… こういう映画をみると、説明のための台詞なんていらないよな…
>>続きを読む【退屈そうな王子は全てを手にする、そんな彼は狙撃される】
名前こそ知っていたが初エンカウントとなるザイメッシュ作品。フランスバンリューもの×フィルムノワールながら新鮮なアプローチで富める者とそうでな…
日常に潜む暴力の発露が秀逸。
喪失と再生の話でも始まるのかと思いきやのドンパチに痺れる。
劇伴なしリアルな環境音で淡々と生活を描く軸がブレないところが素晴らしい。
クラブシーンでの王子の激キモダンス…
©DR