ろくでなしの作品情報・感想・評価

ろくでなし1960年製作の映画)

製作国:

上映時間:88分

ジャンル:

3.4

「ろくでなし」に投稿された感想・評価

Kuma

Kumaの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

社長子息の金持ちな友人にたかる不良大学生たち。親父の秘書を脅して金を奪うなど、悪い遊びをして暇を持て余していた。
秘書はツンツンした女で、一筋縄ではいかない。面白がる学生たち。その中の一人、主人公は秘書と話すうちに、どんどんいい雰囲気になる。

「悪い友人らと手を切るべき」と秘書に忠告される。自分自身「このまま遊んでいられない」ことはわかりつつも、誰からも干渉されたくない。しかしどうにもしようがなく持て余す。
秘書に言われてバイトをするも、干渉されてるようで嫌になる。

他の友人の渡米を期に「解散しよう」と社長子息が言い出す。しかし金が欲しい友人が「最後の遊びに、本当に秘書から金を奪おう」と提案する。

運転手をする主人公。しかし途中で金を返すよう友人に言い、揉み合いの末、撃たれてしまう。
友人を轢き、金を返す主人公。「すべて遊びだ」と言い、絶命する。


今はいないような不良たちだが、倦怠感が今にも共通している。

作中の紅一点、秘書の凛としたキャラがよい。これだけで、この作品は他と画しているように思われる。
脇役の女たちと比べると、差は歴然。

それにしても、タイトルの「ろくでなし」が秀逸。作品をピタリと言い当てている。
1234

1234の感想・評価

2.7
いわゆる松竹ヌーヴェルヴァーグ みんなハキハキテキパキと洒脱なセリフをしゃべるので笑ってしまう まだ上っ面なかんじがする 日本映画にこんな時期があったんだなと知れて、観てよかった
たびたび発言される「ろくでなし」という言葉がぜんぜんおもしろくないのはさすがに致命的
床ずれ

床ずれの感想・評価

2.5
ゴダールの『勝手にしやがれ』と比べるとガキ臭くて観ていられないところはあるが、ちょい役の佐藤慶がジャン=ポール・ベルモンド並みに渋くてイカす。
ずいぶんと子供っぽい虚無感だな…

大学生3人組がリーダー川津祐介の父の秘書を強盗の真似して拉致。
高千穂は彼等を「ろくでなし」と罵るが、少し毛色の違う津川雅彦に興味を持ち。

高千穂ちづるの圧倒的クールなキャラが気に入ったので、
津川さんに世話を焼きだしたりデレる場面にはかなり落胆した。
ラストに見限ったろくでなしをヒールで踏みつけるバージョン希望。

佐藤慶の出てくるところ良かった。
otom

otomの感想・評価

3.8
基本的に松竹ヌーベルバーグは好みではない。大島渚にしてもこの頃にで好きなのはほんの一部。前のコメントでもあるけれども、松竹特有のまじめさみたいなものが、何やっても全体にオブラートの様に覆っている。が、端々で吉田喜重の変なところが顔を出しており、それだけでも観て良かったと思う。
WINSRIVER

WINSRIVERの感想・評価

4.0
川津祐介のインテリヤクザごっこたまんねえ。若い頃の津川雅彦は年上の女に好かれそうな顔してる。ラストの丸の内のハリボテ感も最高だ。
津川青年を舐めるような感じとかさ~
ラストの丸の内界隈とかさ~!
Roland

Rolandの感想・評価

-
皆が皆、血を流した腹に手を当てベルモンドやチブルスキーになりたいなかで、道楽息子・川津祐介の選択が良い。またしても津川は突っ込んでゆく...

いよいよお終いだな俺たちの青春
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.7
津川雅彦むかしから顔ぜんぜん変わんねぇwwww。初松竹ヌーベルバーグ。長時間は見てらんないだろうけどこれぐらいの時間ならなんとか見れる。監督の技ありか。
夢も希望も意欲もなく、金持ちの友人にたかるだけのろくでなし達の青春犯罪映画であり、『勝手にしやがれ』+パゾリーニ『アッカトーネ』を足したような傑作でした。津川雅彦が路上を腹を撃たれ、ふらふら歩くシーンを追うショットはまんま『勝手にしやがれ』です。
>|