パブリック・ハウジングの作品情報・感想・評価

パブリック・ハウジング1997年製作の映画)

PUBLIC HOUSING

製作国:

上映時間:195分

4.1

「パブリック・ハウジング」に投稿された感想・評価

eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.3
『福祉』のように今本当に困っている時届かない福祉の手…
今ここはどうなっているのか…

『サウダーヂ』想起した。
miyagi

miyagiの感想・評価

3.5
ワイズマン作品の中では淡々と進む部類の作品。
黒人のコミュニティのドキュメント。

とにかくクスリとか、ドロっとした匂いが立ち込めそうなやり取りが多かった。
個人的にはあまり好みではなかったかなー。
3時間の尺も厳しかった。

元NBAの選手が熱弁の最中に同じ黒人のことを「ブラザー」って言ってたのが印象に残った。
しかし熱弁しながらも全然聞きいれてもらってない雰囲気がたまらなくリアルだった。



2019劇場鑑賞54本目
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.5
セックスカルトのRケリーもまさにこのプロジェクトで育ったらしい。
やっぱ床屋のシーンやシカゴハウスで踊ってるシーンはあがる。
女性用の避妊具の名前がリアリティっていえの重過ぎてまいった。
「トロージャンはダメよ!名前に騙されちゃダメ!」てのもウケた。
多くの善意ある人たちが支え合ってる様子にグッとくるけどしかしブルーとオレンジの区別もつかない子供のうちからドラッグはダメって教育しないといけないのにはたまらない気持ちになるな。
しかし職質される人ほどオシャレ。

余談だけどこれ見に行ったあとインフルエンザなった…。
いけ

いけの感想・評価

3.5
他のワイズマン作品に比べて、議論少なめ
路上ダンスや理髪店のヒップホップが美しい
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.7
ワイズマン作品、人が座って長々喋ってるシーンは結構退屈に感じてしまう。
ちょっとこちらのコンディションが悪かったかも。
公営住宅を舞台にすると本当にほとんど有色人種しか出てこないのは凄いな。
やっぱりポリスが出てくるとグッと面白くなる。冒頭から引き込む。走って逃げるシーンが印象的。
店員も客も黒人ばっかりでゴリゴリのヒップホップがかかっている床屋は素敵。
赤ちゃんの泣き声が聞こえる中で避妊具の説明をされている光景がどことなく面白い。女性用コンドームの「リアリティ」というネーミングセンスよ。
音楽かけて踊ってるシーンも良い。黒人は子供でも腰の動きが違う。
薬の恐ろしさを語る人間の発話のテンポ感。
公営住宅出身で成功者となった男性が住民たちを奮起させようとするシーンで終了。ワイズマンにしては終了のタイミングにメッセージ性を感じさせる。
ワイズマンの映画はめんどくさいので全部スコア5でいいのですがこれの特に面白かったところはあれだな役者、みんな役者だよねすいません寝てたので役職的なやつがわからないのですが自治会のゴッドマザーみたいな人がオーラ半端ねぇの、役人とか業者とか警官なんかとの時にダークなジョークを交えた重量級駆け引きが完全にドン・コルレオーネ。


元ホームレスの人だそうですがストリートを生き抜いてきた人のタフネスと骨まで染み付いた演技性が凄まじかったので優勝ですよね。なんの優勝なのかはわからないが優勝です。

映画の前半は貧困層向けの公営住宅(住民に黒人しか見あたらないが黒人救済措置なのか、黒人居住地域だからなのかは寝ていてわからなかっ)のデンジャーな日常。軽い盗みとかドラッグとか日常茶飯事。ちょっとしたことがすぐ抗争の火種。

別の地区の住民にシマを荒らされた前述ゴッドマザーがなんとか穏便にすませようとする警官の前で「なんならギャングを雇ったっていいんだぜ…」と凄む場面、スコセッシの映画見てるのかと思った。

ちなみに会話はその後「お前ら(子供たち)、あたしが怖じ気づいたことが今までにあったかい?」「ないです…」「ないです…」「ありません…」などと続く。「火に火を向けたらダメだ、火には水ですよ」とたしなめる警官に対しては「水を撒くと後始末が大変でね。掃除人がいつも苦労してるよ」その脚本あまりに最高すぎないでしょうかいや脚本じゃない生台詞なのですが…。

後半は公営住宅のコミュニティ機能を見せていく。そこは幼児教育の場であって、老人向けカルチャーセンターでもあって、ダンスとかヒップホップとか文化創造の地でもあって、避妊講座で望まぬ妊娠と貧困の再生産(そしてエイズの蔓延)を防ぐために若い母親集めてコンドームの使い方とかどこのコンドームは質が悪いとか教えてたり、ジャンキーと更正施設を繋ぐハブになってたりする。

最後は政治とビジネスが入ってくる。政治の場としてのコミュニティ、ビジネスの場としてのコミュニティ、コミュニティがどうあるべきか自主的に選択するためのコミュニティ。自治こそアメリカ在住者の本分、民主主義の礎。

あの役人が何者なのかとか言ってることがどの程度信頼できることなのかとかは知らないがそんなことはぶっちゃけどうでもよく、次世代にコミュニティの未来を託すの図、というわけで大変力強いものであった。ワイズマン映画のラストそればっかだなという気もするが黙っておく(言ってしまった)
題材が題材なので異様に社会派に傾いているような印象を受けてしまう。終わりも自己啓発っぽい講習会なので尚更そんな気がしてしまうが、被写体との距離感はあまりに適切。ストリートでバスケやってたりするトランプやってたり、踊りまくってたりするシーンみたいなのがもっと多いと良かった。というか見たかった。
あとコンドームはちゃんと使おう!
tko

tkoの感想・評価

4.1
Rec.
❶18.09.03,シアター・イメージフォーラム(16mm)/フレデリック・ワイズマン特集
登場人物になるものもならないものもひとしくカメラのまえに立つことができる公平性。なれんのかのやさしげな挑発と根気のよさ。よその映画からまよいこんできて、遠ざかってゆく少年少女おとな。
mingo

mingoの感想・評価

4.0
ワイズマンて社会派と思いきや、ただ目の前の事象を淡々と撮るからその名の通りドキュメンタリー作家の巨匠で間違いがなさすぎる。観ず死ねシリーズの「ドキュメンタリー77選」にワイズマン作品全部入れるべきだと思うし、そもそももう撮ってない題材ないんじゃないのっていう無敵マン。「肉」あたりの作品は当時の時代背景も相まって傑作すぎるのは言うまでもないけど、90年より前に撮られた作品は劇場で荒いフィルムを脳に焼きつけるべし。ちなみに武蔵美入学時に貰えるこれ観とけ100選にチチカットとか入ってたと思うけど(イメラのディスク調べたら全部観れるっぽいけど海外版…)、10代でドキュメンタリーに目覚めるやついたらいるのかっていう。大人が愉しむ映画や、子供には現実の刺激強すぎやあかん。

女性版コンドームのデカさと子供の泣き声と避妊教育は時空が歪みすぎて凄かった。あとシャブはやっぱりあかん。そしてストリートで音楽にのって踊るの最高に楽しそう。めっちゃ子供が腰ふってるのまさに文化。

社会人で歯車として働くの嫌じゃぼけ会社をぶっ壊したいて僕みたいな方には映画の先の応用として本作をオススメしたい。
意見を述べ相手に投げかけるとは何か。その先に向かうべきところは?
集合住宅はまさに世界の縮図。
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