テンプル森のギャングたちの作品情報・感想・評価

テンプル森のギャングたち2023年製作の映画)

Le gang des Bois du Temple/The Temple Woods Gang

製作国・地域:

上映時間:113分

3.5

『テンプル森のギャングたち』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7

【カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン 第8位】
ラバ=アメール・ザイメッシュ監督作品。ベルリン映画祭フォーラム部門に出品、カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンでは第8位に選出された。

犯罪映画とは思えな…

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3.6

モハメド・アルーシの踊りに『きみの鳥はうたえる』の石上静河を想起。護衛を振り切り無防備に踊り続けることはウィリーや強奪に匹敵する危険極まる刹那的な戯れでありそれに身を晒す享楽は子どもの遊戯に等しい。…

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溺死
2.5
フィルムが纏う静けさと行為の対比は面白い。クライムとして’’上げない’’その姿勢。山場を越えた、いわゆるアフターこそが本質であるが、こういったアプローチならショットの有無が物を言うと思うが...。
佑一
-
画や会話の明るさ・軽快さとすぐそこに待つ破局を予期させる静けさの対比がよかったです。
アメリカ的な犯罪映画からできるだけ遠いところにあるものを作ろうという意思を感じました。
akrutm
3.3

パリ郊外の公営団地「テンプル森(Bois du Temple)」に暮らす住人が裕福なアラブ王子の護送車を襲った強盗事件と、その後の出来事を描いた、ラバ=アメール・ザイメッシュ監督の犯罪ドラマ映画。2…

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ゆ
-

富めるものも貧しきものも、皆同じく"刺激"を求めているように感じました。

昼間からお酒を飲んで競馬をするのも、クラブで躍り狂うのも、強盗も、単調な日々から逃避する"刺激"なら、復讐のために再び銃を…

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mam
2.5
このレビューはネタバレを含みます

サウジアラビア王子の護送車を襲撃し金品強奪に成功したギャングというかチンピラな若者たちだけど、もちろん全員殺し屋による報復で全滅。
ワクワクしそうな内容なのに淡々と過ぎていくので...戸惑い気味に(…

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冒頭の救急車のショットから、戦略的に冗長/緩慢に犯罪を映している映画というのはわかるけど、それでアガったかは微妙。団地のギャングたちの集団匿名黒服。コーヒー復讐フラグ
お話としてそんなに面白くないし、とにかく地味。登場人物に全然華がなくて、ピカレスク的な要素もなくてワクワクしない。
薄々分かってはいたけど、カイエ・デュ・シネマとはあまり好みが合わないかも

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