フィックスでの長回しにより、より客観的により現実的に映すことに成功していて良かった。ただ「このまま終わったらいかがなものか」と思っていたところで、海を発見すると同時にカメラが運動したことにより、物語…
>>続きを読むキャストの人らはお互いに友達で、普段からこんな風に会話しているのだろうなと思わせる自然な会話を展開していて、肩の力が抜けている。
PFFの作品で健忘症といえば『オーファンズ・ブルース』を浮かべるが…
無音になる瞬間が素晴らしい
焼き付けられたイメージとして心に残る。
ワンカメのシーンがやや長めなのも、この時間を終わらせたくない思いに溢れている。
なんでもない会話、これまで当たり前だった関係が終…
✔️🔸『Caravan』(3.3)🔸『黄色いシミ』(3.5)🔸『ワクセイ イノウエ』(3.4)🔸『マイ スモール ワールド』(3.5)🔸『ノイズの住人』(3.8)🔸▶️▶️
ぴあのコンペの出品…
音楽が結構良かったと思う。ただ、ストーリーとかセリフは個人的にはあまり印象に残らなかった。四人のショットは、並びとかこだわっているんだろうなと思った。赤いシャツの人の関西弁が、とても関西弁だなと思っ…
>>続きを読む大学4年最後の男旅、残りわずかなモラトリアム、大人になりきれない青年たちのスタンドバイミー。
たぶん監督も含めてみんな普段から友達でほとんどの会話はそのまま撮ってるのかな?というぐらい自然。
たま…
ぴあフィルムフェスティバル2025入選作品
同志社大学の庄司皓監督作品。男子大学生4人が大学生活最後の旅行に出かけるという作品。なんてことのない物語ではあるが、「今」を捉えようとする眼差しが真摯で…
一人の男を映すにはやや広く、一つの部屋を映すにはやや狭く、そんなフレームから始まる。
そのフレームにワラワラと男が集まってきて、何やら駄弁ってタバコを吸っているかと思うと、徐に荷物を手に出かけていく…
大学生の最後の旅行記である本作は、基本的に冒頭から終盤にかけて、断章的な日常の粒立ちをただ受け容れるかのような固定カメラによるショットの連なりによって構成されている。しかし、何かが終わり行く気配が強…
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