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『サウスバウンド』に投稿された感想・評価

bombsquads

bombsquadsの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

20221117 自分用忘備録
思い出して久しぶりに視聴してみた。この映画って森田芳光監督だったんだなー。合掌しておこう。

映画は傑作でもなんでもないが、爽快感があるところがいい。正義というわけではなく筋も理屈も通っていない。しかし、少なくともいい笑顔でしたいことをして、言いたいことを言っている。

敗残の運動家ということで、どうしたって負けた側の論理であり、というよりも屁理屈であり、平たく言えば意地っ張りのクソじじいのたわ言に過ぎない。そんなものをいつまでも言い張り続けるためには、剽げた味、ユーモア、乾いた笑いが必要になるわけで、立場としては運動家を外れて、世捨て人ということになる。それでも足りなくなってくると、なにやら伝説的な反逆の英雄の子孫ということになり、挙句は海に繰り出して、桃源郷を目指すアダムとイブということになる。

ともかくもまあ、首尾一貫、闘争することはするわけで、この後負けるんだろうけど、一応いまはかっこいい、みたいな瞬間もちゃんとある。

全共闘的なおじいちゃんおばあちゃん達。成仏できないその無念さを救済してあげるには、物語もここまで荒唐無稽にならなければなりません。ああ可哀想。まあみっともない。でも、笑えもするし面白かったりもします。
森田芳光は作風がマイルドになれど、初期から世の中のはみ出しものとか弱い立場にあるものに対しての優しい目線と、この国のおかしなルールや権力に対するカウンター精神は一貫しているんだなと確信して胸が熱くなり涙ちょちょぎれ。やっぱり森田芳光が大好きです。
自宅で観ましたぁ〜。

森田芳光、
昔の作品は独特でよかったかぁ〜。

2000年以後の作品は、
ちょと魅力がかけちゃうなぁ。

この作品には若い頃の
北川景子がでていて、今より好きな感じかなぁ〜。

『お父さんを見習うな‼︎』
ってのは名台詞かも。


やっぱり映画は面白い🤣
Edy

Edyの感想・評価

3.0
小学生の頃に観たのを思い出して久しぶりに観た。

当時は意味不明なやばいものを観てしまったと思っていた。今見ると意味は分かるがやはり理解も肯定もできない。

アナーキストが自分を肯定したいが為の映画に思える。
ハチャメチャな父、夫を崇拝する母をトヨエツと天海さんがキャラを上手く掴んで演じていた。
お巡りさんの松山ケンイチと長女の北川景子さんも良かった。
しかし見どころはこれだけ。

ストーリーは意味不明。ラストも何が言いたかったのか分からなかった。
湯気

湯気の感想・評価

5.0
父親がなぜアナーキストなのだとか母にも謎が多いなど説明が足らなくて何故なの?をみている側にも感じさせるのは、子から見る親、の目線だからなのかなと思った。

子どもからみる親の存在。振り回される子。切っても切れない家族の血。

父親と同じ目をしてヤンキーと戦う。
同じ飲みっぷり。
同じひとこと。

めっちゃおもろかった。
3回くらい爆笑した。

私事だけれども、住宅の設計課題をしていて、今のお父さんとお母さんの類似さについて気にかかっていた。一種の恐れを帯びた父の背中というのはもうなく、母との入れ替わっても大差ないんじゃないか。
なんだろう今はうまく何故それが気になるのか分からないけれど、全てが等価になるって、良いことなんだろうか。とそんなこと思ってもこの家族のように、いい家族のかたちなどそれぞれなのですよね。
Michihiro

Michihiroの感想・評価

3.7
前半と後半で全然違う感じ。後半はまずまず面白かった。対外的に頼りになる人は内部では鬱陶しいということはあるのかな。
過激派でアナーキストな父親の鶴の一声で、東京の生活を捨て、沖縄の西表島(いりおもてじま)での生活を開始するって話☆

南版『北の国から』って感じですかね(同作は観てないけど…)。
どこに行っても、自分の正義を信じ貫き、権力に屈せず抵抗を続けるお父さん。確かにカッコイイし真似できない。

「大人は正義より利益を優先します。」

悪に目を瞑り受け入れることは、同様に悪なのでしょうか?程度にもよるでしょうが、それをしなければ一般生活を送る我々小市民は破綻してしまう。
故にお父さんの行動は絵空事に見えてもわたくしの胸をザワつかせる一本(^_^)☆



○キャスト○
上原一郎:豊川悦司
上原さくら:天海祐希
上原洋子:北川景子
上原二郎:田辺修斗
上原桃子:松本梨菜
南先生:村井美樹
東京の校長先生:平田満
社会保険庁の職員:吉田日出子
堀内たえ(母方の祖母):加藤治子
佐々木かおる(さっさ):久保結季
カツの親父 :伊藤克信
興信所の探偵:小木茂光
ジュン:原翔太郎
間宮:新田亮
伊藤幸太郎:伊藤凌
新垣巡査:松山ケンイチ
ペニー:ショーン・ペロン
ヨダ:ベンビー
沖縄の校長先生:与世山澄子
記者:津波信一
サンラー:上間宗男
七重のおばさん:福田加奈子
森田芳光は子役に興味がなさそうなのでどうかなと思っていた。結果、めちゃくちゃ子供への演出がうまいというわけでもないが、ちゃんと子供が子供として映画の中に存在している。撮影現場では是枝裕和のように口伝えでセリフを子役に教えていたそうだ。これは言うのは簡単だが、実際にやってみるとかなり難しいのではと思う。そして、オーディションで的確な子供を選んでいるのも勝因。特に次女役の松本梨菜の演技が素晴らしい。

結末は「え、そうなっちゃうの?」と思ったけど、子供たちがそれでいいと思ってるんだからいいんだよ。あの両親を見て子供たちは「ああ、この人たち、ちゃんと好き合っているんだなあ、人としても男女としても」と思えてるはずで、それってすごくいい家族じゃないか。

原作は未読だが、予想以上に面白くて意外だった。松山ケンイチが演じる朴訥な警官もいい。主題歌があまり合ってないことぐらいかな、気になったのは。あとびっくりするほど棒読みな(現地の人に演じてもらったんだろうけど)人がいて笑ってしまった。
Sixman

Sixmanの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

豊川悦司演じる破天荒な父親は、人物として魅力的だった。自分の父親だったらと考えると嫌だが😅、こうゆう人は嫌いじゃない😏

東京編は、会話のやり取りがなかなか面白かった。ああ言えばこう言う父、息子に正論をぶつけられる父、車中でスキットル片手に交わされる子供たちの会話等、笑いました😄

沖縄編は、正直つまらない。元アナーキスト、いや“現役”のアナーキストの父が開発業者に立ち向かう展開は、共感できず。不法占拠は、不法占拠だからなぁ・・・。

「人と違ってもいい 孤独を恐れるな 理解者は必ずいる」 凄く良いことを言ってるけど、子供置いて逃げる🏃のは駄目だろう。
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