弱冠19歳にして本作の脚本の完成度と演技力、グザヴィエ・ドランの鬼才っぷりが知れる本作。
「母を憎んだことは誰にでもある。一瞬だか一生だかは分からないが、それでもきっと誰にでもある。」、とは巧いもの…
グザヴィエ・ドランの作品のなかでベストと言えるものは、当然ながら人それぞれによって異なるなか、僕の受けとめ方としては、『わたしはロランス』(2012年)が最も高い象徴度で核心を表しているように感じる…
>>続きを読む知識や教養によって映画の解像度が変わるのは映画あるあるだが、
この映画は生まれ育ちによって感じられるものが大きく変動すると思われる。
自分は愛情たっぷり温室育ちの木偶の坊やなので、隣家のトラブルを…
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